【キングスマン】最新作の前に過去作の復習が必要
キングスマンはいいけど、キングスマン2作目は前作の衝撃から2年半弱。続編として、パワーアップして帰ってきた。超豪華キャスト、”秒でアガる”冒頭のカーアクションなど、前作を上回る名場面だらけ。また、ナルコスト萌えのペドロ・パスカルがハマり役として登場しているのが嬉しい。さらに、映画タイトルの裏設定にも感動。9月25日公開予定の「キングスマン:ファースト・エージェント」を、より楽しむために2作品を振り返るべし【永久保存版】。
目次
- 映画【キングスマン:ゴールデン・サークル】見所
- 映画【キングスマン:ゴールデン・サークル】未公開・カットシーン研究
- 映画【キングスマン:ゴールデン・サークル】真に美味しいのはペドロ・パスカル
- 映画【キングスマン:ゴールデン・サークル】作品概要
- 映画【キングスマン:ゴールデン・サークル】あらすじ・ネタバレ
- 映画【キングスマン:ゴールデン・サークル】キャラクター紹介
- 映画【キングスマン:ゴールデン・サークル】名場面ハイライト(解説・考察)
- まとめ
映画【キングスマン:ゴールデン・サークル】見所
今回の公開版は長さを全く感じないどころか、もっともっとみていたかった2時間21分だったが、編集前は3時間40分というから驚き。
完全版を出して欲しいが、マシュー・ヴォーンは未公開を、特典にはつけない派なので、あきらめるしかない。
その分、前作もそうだったが、次作に焼き直しでみせてくれるので、期待して待つ。
映画【キングスマン:ゴールデン・サークル】未公開・カットシーン研究
・マーリンとジンジャーのロマンス
・ティルデとエグジーのママとの関係
・あるキャラの、実は生きていた設定
映画【キングスマン:ゴールデン・サークル】真に美味しいのはペドロ・パスカル
本作で圧倒的な存在感を示すのが、ペドロ・パスカル演じるウイスキー。
前作は絶好調であったハリーが本作ではアレなので、代わりにアクションシーンのみせ場をかっさらう!
映画【キングスマン:ゴールデン・サークル】作品概要
※画像の引用元:IMDb公式サイトより(以下同様)
原題:Kingsman: The Golden Circle
製作:2017年
製作国:イギリス
スタッフ
監督:マシュー・ヴォーン
脚本:ジェーン・ゴールドマン
マシュー・ヴォーン
製作:マシュー・ヴォーン
デヴィット・リード
アダム・ボーリング
時間:141分
映画【キングスマン:ゴールデン・サークル】あらすじ・ネタバレ
ヴァレンタインとの死闘から1年後。
新人だったエグジーは、世界的スパイ組織キングスマンのトップエージェントに上り詰め、多忙な日々を送っていた。
自分に襲いかかるその候補生をなんとか撃退したエグジー。
その候補生を雇っていたのは、ポピー・アダムズという麻薬組織「ゴールデン・サークル」の女ボス・世界最大の麻薬王だった。
新人だったエグジーは、ハリーの後継者として世界的スパイ組織キングスマンのトップエージェントに上り詰め、多忙な日々を送っていた。
ある時、エグジーのところに元キングスマン候補生で組織を裏切ったチャーリー・ヘスケスが現れる。自分に襲いかかるチャーリーをなんとか撃退したエグジー。
しかし、チャーリーが残した義手がキングスマンの情報をハッキングして組織全体へミサイルが打ち込まれ、エグジーとマーリンを残してメンバーは全員死亡してしまった。
チャーリーを雇っていたのは、ポピー・アダムズという麻薬組織「ゴールデン・サークル」の女ボスで世界最大の麻薬王だった。
ポピーの活動を阻止するため、アメリカのケンタッキー州に向かったエグジーとマーリン。二人が訪れたのはステイツマンというウイスキーの蒸留メーカー。
しかし、実はキングスマンと同じく、裏でスパイ活動を行っている組織「ステイツマン」だった。 エグジーたちは、そこで思いがけない人物と再会する。
それは、1年前に死んだはずのハリーだった。
あまりのことに衝撃を受けるエグジーとマーリンだが、実はハリーは記憶を失いエグジーたちを覚えていなかった。
エグジーは、ステイツマンのボスシャンパンに事情を話し、ゴールデン・サークルと共同して立ち向かう約束を取り付け、ステイツマンのトップエージェントであるウイスキーを紹介してもらう。
ゴールデン・サークルの情報を得るため、エグジーとウイスキーはチャーリーの彼女であるクララと接触するため、グラストンベリーフェスの会場に向かう。
エグジーはクララと接触し、発信器を体内に埋め込むため彼女を抱こうとするが、エグジーの彼女ティルデに正直に話してしまい、ティルデを怒らせてしまう。
エグジーはクララを抱かずに、体内に発信器を埋め込むが、怒ったティルデと音信不通になってしまう。エグジーはある方法でついにハリーの記憶を取り戻す。
ハリーはバーで前作同様に絡んできた連中を一掃しようとするが、ハリーに以前のような戦闘力を発揮させるには体がついていかず、完全に現場復帰に時間がかかることがわかり、ウイスキーに見せ場を持っていかれる。
ウイスキーがひと仕事終えたちょうどその時、テレビでゴールデン・サークルのポピーがアメリカ大統領に向けたメッセージの放送が始まる。
ポピーは、麻薬に最終的に全身が硬直して死に至るという恐ろしい毒物を仕込み、全世界に流通させていた。
その毒物の症状が出ている人間の命を救う解毒剤と引き換えに、麻薬戦争の終結・麻薬の合法化を実現化させるのが彼女の狙いだった。
ポピーの流通した麻薬が世界に蔓延する中、アメリカ大統領は、この状況を麻薬中毒患者を抹殺し、麻薬戦争終結のチャンスだと判断する。
大統領はポピーを利用することも考え、解毒剤を求めて病院に殺到する中毒患者たちに対しても、適切な診察や解毒剤の配布を拒んでいた。
盗聴器で大統領の意図を知り、毒物に感染したクララとチャーリーとのやりとりから、エグジー、ハリー、ウイスキーは、ゴールデン・サークルが世界中にばらまいた麻薬の解毒剤を求め、イタリアのゴールデン・サークルの研究施設に向かう。
研究施設に乗り込んだエグジーとウイスキーは解毒剤を入手するが、チャーリー・クララとも遭遇し、追っ手とともに追跡される。
雪の降り積もる山の中、潜入している山小屋に攻め込まれた3人だったが、ウイスキーは率先して2丁拳銃で敵を確実に射殺し、電磁式投げ縄も駆使して敵の身体をまっぷたつに切り裂く。
その一方で、エグジーを助ける際に解毒剤の入ったアンプルを破壊してしまったため、ハリーは彼の行動を疑い、ハリーはウイスキーを発砲する。
チャーリーは証拠を隠滅するため、クララが残っている研究施設を爆破して逃走。エグジーはウイスキーをステイツマンに運び治療を依頼し、ハリーがおかしくなったと訴える。
さらに、エグジーの恋人であるティルデまでもが麻薬を使用し、毒物の症状が出てしまう。ポピーの居場所がカンボジアであることをつきとめたエグジーは、ハリー、マーリンと共にカンボジア奥地にあるポピーの本拠地に向かう。
映画【キングスマン:ゴールデン・サークル】キャラクター紹介
※キングスマンのメンバーは前作の覧に記載したので省略。
今回はステイツマンのメンバー紹介。
キングスマンについては、こちらをチェック↓
ウイスキー
キャスト:ペドロ・パスカル
ウエスタンハットをかぶったカウボーイでプレイボーイ。
ステイツマンの古参で、その戦闘能力は極めて高いトップエージェント。
戦闘スタイルは、2丁拳銃と電磁式投げ縄を使いこなす。
名前の通り、ウイスキーを愛飲している。
ナルコスのペドロ・パスカルはこちらをチェック↓
テキーラ
キャスト:チャニング・テイタム
登場シーンで、エグジーとマーリン2人を瞬殺する。
戦闘能力の高さが伺えるが、ジャンキーのため、麻薬使用で青い筋が現れ、笑いを誘うダンスマンと化してしまう。
本作では見せ場は少ないが、スピンオフで主人公の企画が進められている。
ジンジャー
キャスト:ハル・ベリー
戦略担当の裏方業務に満足いかず、現場に出たい欲求がたまっているが、ウイスキーに止められている。
その不満をマーリンと共有している。
X-MENシリーズではストームなので、この設定だとみている側も不満。
シャンパン
キャスト:ジェフ・ブリッジス
ステイツマンのボス。
麻薬組織「ゴールデン・サークル」
ポピー・アダムズ
キャスト:ジュリアン・ムーア
本作のラスボス。
頭脳明晰、冷静沈着、冷酷な組織経営をする麻薬王。
ロボットを多用し、部下の裏切りには厳しく、特製ハンバーガーを創造する。
麻薬ビジネスで世界一成功しているが、誰も知らない辺境の地(ポピーランド)でひっそりと生活している事に、嫌気がさしている。
自由・名声を欲し、自己実現に向けて、麻薬戦争の終結、麻薬の合法化の計画を実行する。
映画【キングスマン:ゴールデン・サークル】名場面ハイライト(解説・考察)
絶対に外せない見所について
今作を振返ると、前作同様まさに全場面名シーンだが、必見なのは以下の通り。
①”秒でアガる”冒頭のカーアクション
②ポピーランド初披露
③グラストンベリーフェスでの一連のコント
④前作ファンなら震えが止まらないあるキャラの復活など
⑤ウイスキーアクションシーン全部
⑥007 女王陛下オマージュのスキー場のシーン
⑦感涙必須のマーリンによるカントリーロード熱唱
⑧エグジー等による突入以降ファイナルバトル全部
見所の最大注目ポイントであるウイスキー(ペドロ・パスカル)無双シーンの振り返り
まずはお馴染みのバーファイト!
雪山無双!
ラストバトル!
最後は、キングスマンのふたりに葬りさられてしまうのが大変残念、確実に愛されキャラになれたはずなのに!
映画タイトルの裏設定について
ゴールデン・サークルの裏設定とは、ゴールデン・トライアングルに、一大麻薬組織を築いた、クンサー・グループである。
クンサーとは、最盛期にはヘロインの6割、アヘンは8割以上を密造していたと言われる。
麻薬密造地帯を支配し、君臨していた世界最凶の麻薬王のひとり。
ゴールデン・トライアングルは、タイ・ミャンマー・ラオスの国境が、接する山岳地帯。
今回のゴールデン・サークルのポピー・アダムズがカンボジアの山の中に、ポピーランドを建造し、武装して生活していたのにピッタリ重なる。
クンサー自体の情報は少ないし、映画化では時間的に足りないので、是非Netflixオリジナルで制作して欲しい。
まとめ
・映画【キングスマン:ゴールデン・サークル】見所
・映画【キングスマン:ゴールデン・サークル】未公開・カットシーン研究
・映画【キングスマン:ゴールデン・サークル】真に美味しいのはペドロ・パスカル
・映画【キングスマン:ゴールデン・サークル】作品概要
・映画【キングスマン:ゴールデン・サークル】あらすじ・ネタバレ
・映画【キングスマン:ゴールデン・サークル】キャラクター紹介
・映画【キングスマン:ゴールデン・サークル】名場面ハイライト(解説・考察)
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