誰もが一度は憧れる職業、ロックバンド。否、ロックアーティストという生き方。その生き方を貫けるのはほんの僅か、ひと握りのみに許された特権、ロックの神に選ばれ愛された者のみが生存できる限られた世界。だからこそロックスターは輝き、いつでもみんな…
白黒や古いだけでなく、声も出ない出ないなんてマジで無理だわ、と思っているあなた。その先入観は間違っている。未だにその高くそびえる壁を超えられていない、真の金字塔たちを紹介したい。原点にして究極の特集。この記事を読むことで映画の価値観が一変…
年間ベストの悪癖をこじらせる作品が多く公開された いよいよ明日大みそかを迎え2023年も大詰め。本当に1年はあっという間だ。今年は毎月のように発生する年間ベスト級の作品が多く、大変喜ばしかった。まだまだみれていない作品も多くあるものの、2023年の…
2023年は現地時間8月30日から9月9日までが映画祭の期間となっている。ベルリン映画祭と同様に日本では劇場鑑賞まで時間がかかるものの、映画ファンならば要チェック。そこで今回は過去作を振り返る企画第3弾として、ヴェネツィア映画祭受賞作関連のおすすめ…
怖いものみたさで「ソドムの市」を鑑賞して後悔したり、その謎過ぎる死だったり、闇が深すぎるため敬遠してしまっている風潮がある。しかし、2022年生誕100年を記念し作品が上映されるなど、まだまだ影響力のある伝説的な映画作家だ。そんな誤解されているパ…
ヴィム・ヴェンダース監督、役所広司主演作とあっては絶対にみのがせない!しかも本作では、カンヌ男優賞受賞作品だ。今回はヴェンダース作品を中心にドイツ映画を紹介したい。この記事をみることで、「パーフェクトデイズ」が公開される頃、あなたは普通の…
ジャン=ピエール・メルヴィルとロベール・ブレッソンはよく比較されるが、同じ匂いはするが似て非なる別物。個人的に双方とも最愛の映画作家。そのふたりの日本語版未ソフト化作品がある。そのソフト化を渇望し、啓蒙活動としたい。傑作しか撮らなかったふ…
アラン・ドロンは、世紀の美男として人気は絶大、1960年代から1970年代に絶頂期を迎え、絶対的存在として君臨していた時代の寵児。ピークを過ぎても映画出演は続き、映画の出演作は約80作品。そんな敬愛する不世出のスーパースターであり、レジェンドにして…
2023年は現地時間5月16日から5月27日までが映画祭の期間。世界三大映画祭の中で最も有名かつ注目度も高いのだが、カンヌで評価された映画が日本で劇場公開されるまでは時間がかかるのが通例となっている。そこで今回は過去作を振り返るカンヌ映画祭受賞作関…
2023年は現地時間2月16日から2月26日までが映画祭の期間となっている。映画ファンならば注目したいものの、残念ながらリアルタイムでベルリン映画の受賞映画が日本の劇場でみることは難しい。そこで今回は過去作を振り返るベルリン映画祭受賞作関連のおすす…
生き方は名作に学べ!アカデミー賞受賞のクラシック映画。アカデミー賞ノミネート作品が発表される今こそアカデミー賞の振り返りをしようと思っている人も多いはず。そんなあなたへ贈るアカデミー賞作品特集。ハリウッド黄金時代1930〜1950年代のクラシック…
「ゴッドファーザー」50周年を支えた製作ドラマが爆誕 いよいよ明日は2022年の大みそか。今年はナルコスシリーズがフィナーレを迎えるもそれを撃墜する、「ジ・オファー」に完全にハマった。また、昨年に続き、2022年の私的映画ベストテンをまとめたい【永久…
今年も【Netflixオリジナル映画】ランキングの時期がやって来た!今年はどれが面白いの?そんな時はこのランキングから選べば大丈夫!2016年ごろからリアルタイムで追ってきたので、作品選びは厳選している。今年の特徴としては○○!【Netflixオリジナル映画…
俳優として大成功、監督業でも評価が高いショーン・ペン。最新作「フラッグ・デイ 父を想う日」では、待望であった初の監督・出演を果たし、実娘ディラン・ペンと父娘役で初共演。監督デビュー作には監督の全てが詰まっているとよくいうが、本作にも当てはま…
映画【スモーク】あらすじと主題歌は煙が目にしみる激渋名作クリスマス映画。今の時代とは逆行した煙に映画全編が煙にまかれ、主題歌トム・ウェイツの「Innocent When You Dream」というスモーキーなサウンドも相まって、まさに煙たい映画だが、今も愛され続…
今夏突如として、マイケル・マンが「HEAT2」に関してツイート。世界中がざわついたのも記憶に新しい。あのアル・パチーノとロバート・デ・ニーロという2大レジェンドの初共演作で伝説の作品。その続編の原作を出版したとの発表であったが(日本語訳未発売)…
今年は映画「ゴッドファーザー」の50周年記念、満を持して登場をしたのが本作「ジ・オファー」。今でこそ「ゴッドファーザー」は、不屈の名作・金字塔・映画の教科書とまで言わしめている。その存在は伝説となっているが、実はリアルタイムでの製作過程はて…
大注目のスコセッシ、ディカプリオ&デ・ニーロコラボ最新作「キラーズ・オブ・ザ・フラワー・ムーン」は、スコセッシとディカプリオの 6 回目、スコセッシとデ・ニーロの 10 回目のコラボ。本作を観賞前に、過去5作の振り返りをしたい。さらに、スコセッシ…
いつみてもかっこいい、ダサくてもかっこいい、そんな代名詞をほしいままにしてきた男。かっこいいから名言になるのか、いいことを言うからかっこいいのか。卵が先か、鶏が先かみたいな話だが、とにかく画になる特別な男は劣えることを知らず、まだまだ進化…
伝説のドラック・ディーラー、ジョージ・ユングの半生を描くナルコス番外編。1970年代、コカインの密輸となれば、「ナルコス」に登場するはずだが、実在したこのキャラクターは登場しない。「ナルコス」以前に製作された本作でたっぷりと描いてしまったこと…
【Netflixオリジナルドキュメンタリー映画】については、アカデミー賞では高評価が続いている!【Netflixオリジナル映画】の作品賞は敷居が高く、未だに受賞に至っていないが、ドキュメンタリー賞では、長編・短編ともに受賞歴がある。もちろん、ノミネート…
令和ってまだ4年目なのに、もうまとめって早くない?って感じている人も多いはず。しかし、そんな悠長なことを言っていらない状況が起きている。そう、2映画3大映画祭に関与した濱口竜介が、さらに「ドライブ・マイ・カー」でアカデミー賞ノミネート。某映画…
中国映画の新時代がもたらす最先端への誘い。ウー・ティエンミン/チェン・カイコー/チャン・イーモウ/チャン・ウェン/ジャ・ジャンクー/ロウ・イエ/ワン・シャオシュアン/ワン・ビン/ディアオ・イーナン/フー・ボー/ビー・ガン and more!魑魅魍魎あふれる中…
2021年までナルコスと共に歩んだ歴代映画ベスト10 いよいよ明日は2021年の大みそか。今年は、2015年からはじまったナルコスシリーズがフィナーレを迎えた記念すべき年。そこで、勝手ながら2015年からナルコスをリアルタイムで観てきたいち鑑賞者として、同年…
【Netflix オリジナル映画】のススメ【2021年版】。気になるけど、今年はどれが面白いの?そんな時は映画賞・映画祭関連作品から選べば大丈夫。IndieWireの発表では、世界中の批評家187名ベスト映画1位となったのは「パワー・オブ・ザ・ドッグ」。2021年版と…
魑魅魍魎な登場人物で阿鼻地獄な【ナルコス】の暗黒世界。1980年代末から90年代初期までコロンビアは、オジマンディアスのような王の中の王が君臨、カルテルと呼ばれる組織で裏世界を統治し、その男は本気で大統領を目指した。この物語は実話に基づいている…
2015年から配信されてきたナルコスシーズがついに完結。2017年までにオリジナル3部作が話題となり、その後舞台をメキシコに移した。シーズン1が2018年、シーズン2が2020年、そしてついに最終章シーズン3が配信。また、エル・チャポ3部作も配信中。そんな傑作…
「ナルコス」にはまってしまって、他にこんな面白い作品ないの?って探している人へ送る。厳選したオススメ作品を紹介。このブログの存在価値はそのためにある。過去の自分が陥った問題「ナルコスが面白過ぎて見終わってから、これからどうしよう」その問題…
現在進行形のメキシコ麻薬戦争は暗黒世界最前線。1990年代コロンビアの麻薬カルテルが壊滅、メキシコが事業継承。2000年代以降、敵対組織・政府と、阿鼻叫喚、死屍累々、残酷無比の狂気の麻薬戦争を展開する中心に、暗黒世界の王が君臨。影響力の大きさから…
DCEUは、MCUに比べて、「つまらない」と思っているあなたへ送る。実はDC作品もかなりおもしろいのだが、DCEU独特の「くせ」を理解する必要がある。この記事では、そんなDCEUをつまらないからおもしろくなるヒントをお伝えしたい【永久保存版】。