2015年はスパイ映画が豊富な年だった(「007 スペクター」、「ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション」、「コードネームU.N.C.L.E.」、「SPY/スパイ」など)。その中で埋もれることなく、光り輝いていた。監督のマシュー・ヴォーンにとって、最近のスパイ映画がシリアスになりすぎていると感じていたことが、「キングスマン」を撮る理由だったという。それは本作をみれば、誰もがわかる愛すべき映画だ【永久保存版】。
目次
- 映画【キングスマン 】マシュー・ヴォーンの新たなる傑作!
- 映画【キングスマン 】007とは反対のベクトル!本物のスパイ映画シリーズ
- 映画【キングスマン 】最大の見所は豪華キャストによる本格的なアクション
- 映画【キングスマン 】作品概要
- 映画【キングスマン 】あらすじ・ネタバレ
- 映画【キングスマン 】キャラクター紹介
- 映画【キングスマン 】名場面ハイライト(解説・考察)
- まとめ
映画【キングスマン 】マシュー・ヴォーンの新たなる傑作!
キックアス、X-MEN ファースト・ジェネレーションの監督・脚本を経て進化。
X-MEN ファースト・ジェネレーションの時から、60年代の007感を前面に打ち出してきてはいたが、ついにスパイものを撮ってくれた!
X-MENシリーズについては、こちらをチェック↓
映画【キングスマン 】007とは反対のベクトル!本物のスパイ映画シリーズ
クレイグ版007の代名詞であるシリアス・ダークとは対象的で、コミカルだけどグロめバイオレンス。
ロジャー・ムーアの007や、オースティン・パワーズ路線で最高に面白い!!
映画【キングスマン 】最大の見所は豪華キャストによる本格的なアクション
本気のキャスティングによるノンストップで展開する、派手だけどスタイリッシュなアクション・シーンの数々。
それでいて、冒頭に書いた通り本作が他のスパイ映画と一線を化しているのは、コメディ力の高さだ!!!ゆるっと楽しむべし。
映画【キングスマン 】作品概要
※画像の引用元:IMDb公式サイトより(以下同様)
原題:Kingsman: The Secret Service
製作:2014年
製作国:イギリス
スタッフ
監督:マシュー・ヴォーン
脚本:ジェーン・ゴールドマン
マシュー・ヴォーン
原作:マーク・ミラー
デイヴ・ギボンズ
製作:マシュー・ヴォーン
デヴィッド・リード
アダム・ボーリング
時間:129分
映画【キングスマン 】あらすじ・ネタバレ
イギリス・ロンドン。
貧しい日々を自堕落に過ごす青年エグジーは、ある日トラブルを起こして逮捕されるが、高級テーラー「キングスマン」に勤めるハリー・ハートに身柄を保証してもらい釈放される。
セヴィル・ローに店を構えるキングスマンは、高級テーラーとして有名だが、実は裏でスパイ活動を行う組織だった。
ハリーは、エグジーにキングスマンの正体と、エグジーの父・リーがかつてキングスマンのエージェントであったこと、彼に命を助けてもらったことを話す。
そして、頭脳・身体能力に優れたエグジーをキングスマン候補生へとスカウトした。
エグジーは、キングスマンの一員となるために過酷な訓練を受けるが、残念ながら選考に落ちてしまい、キングスマンに採用されたのはロキシーだった。
一方、ハリーは人類存亡に関わる事件を調査していたが、その途中で富豪のヴァレンタインの凶弾に倒れ、帰らぬ人となってしまった。
ハリーの死により、キングスマンに格上採用されることになったエグジーは、ロキシーたちと共に彼の遺志を継いでヴァレンタインと戦う決意をする。
映画【キングスマン 】キャラクター紹介
ゲイリー・“エグジー”・アンウィン
キャスト:タロン・エガートン
ハリー・ハート
キャスト:コリン・ファース
リッチモンド・ヴァレンタイン
キャスト:サミュエル・L・ジャクソン
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マーリン
キャスト:マーク・ストロング
アーサー
キャスト:マイケル・ケイン
ガゼル
キャスト:ソフィア・ブテラ
キャスト:ソフィ・クックソン
チャーリー・ヘスケス
キャスト:エドワード・ホルクロフト(写真:真ん中)
アーノルド教
キャスト:マーク・ハミル(写真:左)
映画【キングスマン 】名場面ハイライト(解説・考察)
今作を振返ると、まさに全場面名シーンだが、特に外せないのは以下の通り。
①ハリーのバーファイト
②キングスマン入団訓練とテスト全部
③ハリーがアーノルド教授を詰めるコント
④晩餐会でハリーとヴァレンタインのディナーがマック
⑤ハリーの境界制圧シーン
⑥ヴァレンタインに殺られるハリー
⑦頭の爆破シーン
⑧エグジーvsガゼル
⑨ヴァレンタインを葬るシーン
⑩ティルデ王女を助けた見返りにエッチな誘惑
散りばめられた007オマージュ(主に2度死ぬ)や、名場面は数あれど、何と言っても革新的な音楽の使い方だ。
特に、レーナード・スキナードのFree Bird、威風堂々が流れる、新世代のサントラの使い方。
このシーンでは2度とも昇天させられた。
これまで、Free Birdいえば「デビルズ・リジェクト」だし、威風堂々は「時計仕掛けのオレンジ」の印象が強過ぎたため、使いづらい曲。
これを乗り越えて、見事にアップデートした手腕は見事。
「キングスマン」のFree Bird
「デビルズ・リジェクト」のFree Bird
「キングスマン」の威風堂々
「時計仕掛けのオレンジ」の威風堂々
もちろん、ハリーのバーファイトも忘れてはならない。
キングスマン:ゴールデン・サークルについては、こちらをチェック↓
まとめ
・映画【キングスマン 】マシュー・ヴォーンの新たなる傑作!
・映画【キングスマン 】007とは反対のベクトル!本物のスパイ映画シリーズ
・映画【キングスマン 】最大の見所は豪華キャストによる本格的なアクション
・映画【キングスマン 】作品概要
・映画【キングスマン 】あらすじ・ネタバレ
・映画【キングスマン 】名場面ハイライト(解説・考察)
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