ナルコスの登場人物とゆかいな仲間たち

「マジックリアリズムは、コロンビアが発祥の地。不可解な事が日常的に起こる。肝心な時に限って、奇妙な事が。」

【ホラー映画】ハロウィンホラーナイト!最低限みておくべき10作品はこれ!

ユニバーサル・スタジオ・ハリウッド半端ないって!

ハロウィンホラーナイト?あぁUSJのやつでしょ?知ってる知ってる!って人は必見。USJのものとは違う、本場ユニバーサル・スタジオ・ハリウッドのハロウィンホラーナイト。実はとんでもないことになっていた!残念ながら、日本でこのクオリティは難しい。いつか本場を味わうために、ユニバーサル・スタジオ・ハリウッドのハロウィンホラーナイトに登場する絶対必見のホラー映画10作品他全50作品を紹介【永久保存版】。

 

目次

【ホラー映画】かんたんにおさらいホラー映画史について

ここでは、主にユニバーサル・スタジオ・ハリウッドのハロウィンイベントに関係のあるホラー映画を中心に紹介。

 

1930年代~1950年代

ユニバーサル・スタジオが製作、クラシックモンスターが登場するユニバーサル・ホラー映画。

 

代表作

魔人ドラキュラ(1931年)

フランケンシュタイン(1931年)

ミイラ再生(1932年)

透明人間(1933年)

狼男(1941年)

大アマゾンの半魚人(1954年)

 

また、イギルスのハマー・フィルム・プロダクションズが隆盛して、ユニバーサル・ホラー映画の代表作のカラー版リメイクなどを手掛ける。

 

代表作

フランケンシュタインの逆襲(1957年)

吸血鬼ドラキュラ(1958年)

 

1960年代

スプラッター映画やホラー映画史に残る重要作品の誕生。

 

代表作

血の祝祭日(1963年)

2,000人の狂人(1964年)

ナイト・オブ・ザ・リビングデッド(1968年)

ローズマリーの赤ちゃん(1968年)

 

1970年代 

スプラッター映画とオカルト映画の大流行。

 

代表作

エクソシスト(1973年)

悪魔のいけにえ(1974年)

ハロウィン(1978年)

 

1980年代 

殺人鬼が若者を襲うスラッシャー映画が黄金時代を迎える。

また、同時期にはSFホラーも台頭。

 

代表作

13日の金曜日(1980年)

シャイニング(1980年)

死霊のはらわた(1981年)

遊星からの物体X(1982年)

エルム街の悪夢1984年)

チャイルド・プレイ(1988年)

 

1990年代

スラッシャー映画の衰退による、ホラー映画の失速をメタホラーで盛り返す。

 

代表作

スクリーム(1996)

 

2000年代

監禁・拷問といった・限られた空間でストーリーが展開するトーチャーポルノがブームになる。また、新世代ホラー映画監督による作品が台頭する。

 

代表作

ソウ(2004年)

マーダー・ライド・ショー(2004年)

 

【ホラー映画】本場ユニバーサル・スタジオ・ハリウッドのハロウィン

ハロウィン・ホラーナイトの時期は、例年9月~11月、パークの営業が終わる19時から夜中の2時ごろまで開催。

 

大人気のホラーナイトイベントでは、テーマパーク全体が巨大なお化け屋敷に変貌。

 

気になる中身は、メイズ、スケアゾーン、ショーとなっている。

 

(年によって取り扱う作品数が異なるが最近はだいたい同じくらい)

 

メイズは、大ヒットホラー映画・ドラマシリーズをモチーフに作られた(迷宮・お化け屋敷)が8つ。

 

スケアゾーンは、パーク内をいくつかのテーマが決まった区域に分けてのホラー演出がされている区域が5つ。

 

ショーは、ヒップホップダンスクルーJabbawockeezによるライブも楽しめる。

 

例えば2019年では次のような作品がメイズでモチーフに使用された。

 

ストレンジャーシングス」、「フランケンシュタインと狼男」、「ゴーストバスターズ」、「クリープショー」、「アス」、「マーダーライドショー」、「ウォーキングデッド」など。

 

ゲストはホラー映画の世界の中に放り込まれたかのように世界観に没頭できる。

 

有名な作品に登場するホラーアイコンたちがパークにあふれかえっているので、映画では味わえないような全身を使ってスペシャルナイトを体感することができる。

 

著者は、USJのハロウィンイベントにいったことがあるが、動画を見る限りユニバーサル・スタジオ・ハリウッドは、比べ物にならない破格の大スケールだ!

 

ホラー好きには堪らないアメリカならではの大規模なイベントとなっている。

 

【ホラー映画】歴代名作をハロウィンイベントを中心に10選

エクソシスト(1974年)


 

往年のホラー映画の金字塔、オカルト映画の祖、ウィリアム・フリードキン 監督の代表作。原作は、ウィリアム・ピーターブラッディ。

 

悪魔に取り憑いた少女(悪霊パズズ)と悪魔祓い(エクソシスト)といった図式を、実話に基づいて映像化し、ホラー映画のサブジャンルを確立した。

 

公開当時は失神者続出の社会現象となり、鑑賞すること自体が困難だったとされるほどの大ヒットを記録し、枚挙にいとまがないほど逸話を持つ伝説的作品。

 

CGがない時代に超常現象の数々を全て実写でみせるフリードキンの狂ったエピソード、映画が醸し出す異様な異世界感の裏には撮影現場の過酷さが語り継がれている。

 

歴史に名を刻んだ名作たらしめるさまを物語っている。

 

映画のシリーズとしては、続編なのに「1→2」という流れと、「1→3」というふたつの流れになっていてつながりがない。

 

2作目はメリン神父についての物語、3作目はカラス神父についての物語。

 

さらに、1作目の前日譚である「エクソシスト ビギニング(2004年)」が2本ある。

 

ちなみに、大好きなのが「エクソシスト3」で、個人的にはこの映画がいちばん怖いと思っている。

 

エクソシスト3」は、原作者ウィリアム・ピーターブラッディが監督。

 

 原作者自らが映像化した1作目の正統 続編は、「トゥインクルトゥインクル ・キラーカーン」の如く、ためて×3 大 爆発させる最狂ホラー演出。

 

宗教・死生観・犯罪心理学の要素を見事 に昇華させた最凶スリラー仕立ての完成度。 シリーズの3作品目の中で最強だし、最恐映画の完全体。

 

悪魔のいけにえ(1975年)

 

テキサスの片田舎。人の顔の皮をはぎ、お面として身につけ、チェーンソーを振り回す。狂った一家の物語。

 

生粋のテキサスっ子で監督のトビー・フーパーによる、「悪魔のいけにえ」誕生秘話がある。

 

ホームセンターにいる時、超混雑している人混みだらけの中、ふと目に入ったチェーンソーがあった。

 

「これで皆殺しにしてしまえば、早く外に出られるのに」という妄想から30秒であらすじを全部思いついた。


初めてこの映画を観た時、ヒッチハイカーが出てきた瞬間に、あぁこの作品は他の追随を許さない圧倒的な狂気に満ち満ちている作品なんだって打ちのめされた。

 

掴みはOK!っていう真の意味を教えられた。グレイト!!

 

映画のシリーズは、2、3、レジェンド、テキサス・チェーンソー、ビギニング、一家の逆襲、レザーフェイスがある。

 

ひととおり観たらまた偉大なる元祖が観たくなる。レザーフェイス無限ループの締めくくりは、ヒッチハイカー登場〜華麗なるチェーンソーダンス迄。


映像特典のドキュメンタリーFlesh Wounds等も見逃せない!

 

ハロウィン(1978年)

 

理由なき殺人を繰り広げる、産まれながらの悪魔マイケル・マイヤーズの謎めいた存在感が売りの元祖「ハロウィン」。

 

カーペンターミュージック効果もシリーズを通して引き継がれている。
 
劇場公開版(90分)に対して、10分長いエクスティドバージョンがお気に入り。
 
追加シーン、マイケル判決シーン(主治医交代場面)、マイケル脱走後の病室シーン(扉にシスターの文字場面)、バスローブのローリーシーン(アニーの電話場面)。

 

映画のシリーズとしては、最初のハロウィンが8作まで続編が制作され、その後ロブ・ゾンビによるハードゴア路線のリメイクが2作、その後3部作予定で2019年からリブートが始まった。

 

個人的には、ロブ・ゾンビのリメイク版が好きで、しかも2派。

 

13日の金曜日(1980年)

「ハロウィン(1978)」の大ヒットを継承し、1980年に製作された。

 

13日の金曜日いうおなじみの不吉な日づけを後世まで残し、ジェイソンというホラーアイコンも確立。

 

ホッケーマスクをかぶった殺人鬼ジェイソンという名前が有名すぎるが、第1作はシリーズを通してそのキャラが徐々に固めていく誕生秘話。

 

クリスタルレイクでキャンプに参加していた男女が惨殺されるというおなじみの源泉。

 

映画のシリーズとしては、続編が10作まで、 2003年に「チャイニーズ・ゴーストバスターズ」などのロニー・ユー監督の「フレディVSジェイソン」 、2009年には「テキサスチェーンソー」の監督マーカス・ニスペルによるリメイクがある。

 

シャイニング(1980年)

  

スティーブン・キングの小説をスタンリー・キューブリック監督が映画化した名作ホラー。

 

キューブリックはホラー界でも歴史に名を刻んだ格調高い名作を残していた。

 

小説家志望のジャック・トランス(ジャック・ニコルソン)は、冬のあいだは豪雪で閉鎖されるホテルの管理人をしつつ、執筆活動に専念するため、妻のウェンディー、息子ダニーとともにホテルへ住み込みでの仕事で訪れる。そのホテルでは、かつての管理人が家族を惨殺するという事件が起きていた。

 

「シャイニング」は、ホラーの恐怖度数を表す数式で歴代No.1。

 

おそらく原作の完成度、キューブリックによる原作とは異なる路線を行く映像マジックの賜。

 

怖い理由はいくつもあり、それらが絡みあって、複合的に相乗効果を生み出していて、ひとつひとつが非常にハイレベル。

 

ジャックの狂気演技、ウェンディーの怖がり方、超常現象の数々、あちら側の登場人物たち、密室、音楽、シンメトリーな画、無機質感などなど。

 

尚、「エクソシスト」を製作したフリードキンとは違うが、キューブリックも撮影現場の過酷さは有名で、撮り直しの回数など常軌を逸している逸話が残っている。

 

死霊のはらわた(1981年)

スプラッター映画ブームの火付け役でのちに「スパイダーマン」3部作を手掛けたサム・ライミ監督のデビューの原点。

 

製作はロバート・タパート。主演はブルースキャンベル。

 

親友3人で製作されたホラー映画のブームを牽引した大人気シリーズで、第1作は本格ホラーながら、コメディ感にあふれている。これは元々はコメディ映画を作りたかったサム・ライミの資質の表れだと思われる。

 

若者5人が山小屋へ行き、死者の書を見つけ、復活の呪文を唱えてしまい、蘇った悪霊と戦うというおなじみのおはなし。

 

ホラー界きっての超人気シリーズ。

 

世の中には、いけにえ派とはらわた派にわかれていると言っても差し支えないほど。

 

サムライミの盟友ブルースキャンベル演じる主人公のアッシュは、途中からチェーンソーを右腕に装着し、トレードマークとなる。

 

映画のシリーズは、映画版が3作製作され、2015年には30年ぶりに抱腹絶倒の続編「死霊のはらわた リターンズ」として帰ってきた。

 

2018年までにシーズン3まで製作され、いまだ大ヒットの大名作として君臨している。

 

また、2013年には「ドント・ブリーズ」などのフェデ・アルバレス監督によるリメイク作もある。

 

エルム街の悪夢1984年)

監督は世に次々とホラー映画の名作を送り出しているホラー映画界の巨匠のひとりウェス・クレイブン

 

ホラー映画が花盛りの80年代真っ只中に生み出されたこのホラーアイコンは、悪夢の中で襲ってくるというシュールなもの。

 

悪夢の中を自由自在に登場し、縦横無尽に血祭りにあげる、やりたい放題の殺人鬼フレディ・クルーガー。

 

黒いハットを被り、赤と緑ボーダーのセーターを身に着け、焼きただれた顔、不穏な鉤爪の鉤爪が襲ってくるのは、夢かリアルなのか?クラクラしてくる恐怖演出が堪らない。

 

シリーズは全9作品。

 

チャイルドプレイ(1988年)

80年代に量産されたホラー映画の中でも、後発組みなのが、「チャイルド・プレイ」。

 

時代を反映させた人形の不気味さでシリーズは、殺人鬼の魂が乗り移った人形・チャッキーが人間の身体を得るために次々と殺戮を起こしていくホラー映画。

 

まだCGが発達していない時代にアナログな方法で動くチャッキーの不気味さが恐怖をあおる。低予算ながらアメリカで大ヒットし、コミックやゲームなども広まった。


シリーズを通して、チャッキーのなめらかな動きや、造形が変化していく様が面白い。

 

個人的には、ロニー・ユー監督、ロビ・ゾンビの音楽が使われるカッコイイオープニング、メタルなチャッキーとティファニーの「4」が好き。

 

シリーズは7作品、リブート1作。

 

マーダー・ライド・ショー(2003年)

 

ハロウィン鑑賞(映画内設定1977.10. 31)にもぴったりな、70年代田舎ホラー。

 

極彩色なサイケデリックな映像と 選曲センスが観るものを惹きつけられる。

 

ロッキーホラーショー」&「悪魔のいけにえ1・2 」のオマージュが満載な地獄巡りライドが 繰り広げられる。

 

何と言っても、このシリーズは向こう側の キャラに魅入ってしまうシンクロニシティな 顔触れが集まっている。

 

チョップ・トップに負けず劣らずに突き抜け ているビル・モーズリー

 

シド・ヘイクのユニーク過ぎるピエロ。

 

ロブ・ゾンビ映画に欠かす事の出来ない存在 感のシェリー・ムーン・ゾンビ。

 

この3人は、最凶・最恐・最狂のスリーピースだ。

 

ロブゾンビ監督の作品は多くが、ハロウィンが大好きなだけあって、ハロウィン関連しているので、先に紹介した「ハロウィン」リメイク以外も合わせて鑑賞したい!

 

「デビルズ・リジェクト マーダー・ライド・ショー2」(2005年) 、「ロード・オブ・セイラム」(2012年) 、「31」(2016年)。

 

ソウ(2004年)


 

2000年代トーチャーポルノ(拷問系映画)代表として、ホステルと並び評される、ジェームズ・ワン監督出世作

 

後に輝しく光るフィルモグラフィーもほとんどここが原点とも言える(デビュー作の「狼の死刑宣告」も大変素晴らしい映画)。

 

命を粗末にしている2人を拉致監禁し、ジグソウと名乗るサイコパスなゲームの主催者による生き残りをかけた残虐なゲームに参加させられ、残虐シーンと予想もつかないストーリー展開が見どころ。

 

「ソウ」の意味は、のこぎりのソウ、英単語の見るの過去系であるソウ、ジグソウのソウという名前からしてもセンスフルな作品。

 

シリーズは8作。

 

【ホラー映画】ハロウィン・ホラー・ナイト関連のオススメ作品

アメリカのユニバーサル・スタジオはハリウッドと、フロリダのオーランドにあるので、イベントで使われた映画を紹介。

 

サイコ(1960年)

ロッキー・ ホラー・ショー(1975年)

血のバレンタイン(1981年)

遊星からの物体X(1982年)

ポルターガイスト(1982年)

クリープショー(1982年)

ゴーストバスターズ1984年)

キラークラウン(1987年)

ビートルジュース(1988年)

壁の中に誰かいる(1991年)

ピッチブラック(2000年)

ショーン・オブ・ザ・デッド(2004年)

ホステル(2005年)

サイレントヒル(2006年)

ブライアン・シンガーの トリック・オア・トリート(2008年)

インシディアス(2010年)

ゾンビランド(2010年)

キャビン(2011年)

パージ(2013)

パージ:アナーキー(2014)

クランプス(2015年)

パージ:大統領令(2016)

パージ:エクスペリメント(2018)

スローターハウスルールズ(2018年)

ゾンビランド:ダブルタップ(2019年)

ラヨーナ 泣く女(2019年)

アス(2019年)

スケアリーストーリーズ 怖い本(2019年)

 

尚、せっかくユニバーサル・スタジオ・ハリウッドに行った際には、同じくロサンゼルスのカリフォルニア州にあるディズニーランド・リゾートに行くなら一緒に行くべきだ。

 

「ディズニー映画」については、こちらをチェック↓

narcos.hatenablog.com

 

まとめ

ハロウィンホラーナイト

※画像の引用元:IMDb公式サイトより

 

【ホラー映画】歴代名作をハロウィンイベントを中心に10選

エクソシスト(1974年)

悪魔のいけにえ(1975年)

・ハロウィン(1978年)

13日の金曜日(1980年)

・シャイニング(1980年)

死霊のはらわた(1981年)

エルム街の悪夢1984年)

・チャイルドプレイ(1988年)

マーダー・ライド・ショー(2003年)

・ソウ(2004年)

 

ちなみに、個人的なホラー映画オールタイムベストはこちら (順不同公開順)。

 

殿堂入 ホラー

ジョーズ

悪魔のいけにえ 

・食人族

・ロメロゾンビ3部作

サスペリア1.2

エクソシスト・アンソロジー

死霊のはらわた トリロジー&リターンズ

 

殿堂入り以外のホラーベスト

ウィッカーマン

・悪魔のしたたり

・サランドラ

・真夜中の狂気

デビルスピーク

遊星からの物体X

アクエリアス

・デモンズ3.4

・デビルズリジェクト

 

ゾンビ映画10選

・ホワイトゾンビ

・死体と遊ぶな子供たち

シーバース

サンゲリア

・ビヨンド

・死霊のしたたり

・デモンズ 1.2,95

28週後

 

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filmarks.com