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【ダリオ・アルジェント映画】新作「Dark Glasses」は過去作品を見てから挑むべし!

今こそ観たい、ダリオ・アルジェント映画の数々!!

監督10年ぶりの新作映画「Dark Glasses」が第72回ベルリン国際映画祭でのプレミア上映。2020年9月7日で80歳を迎えたの記憶に新しい、イタリアン・ホラーの巨匠。ダリオ・アルジェントって誰?って思っていませんか?イタリアのヒッチコックと呼ばれた生ける伝説。ホラー好きはもちろんのこと、サスペンス愛好家も見逃せない。「サスペリア」のリメイクもされたばかり。今こそ、観ないわけにはいかないほどの希代の映画作家。イタリアン・ホラーだけではなく、関わった作品を深く掘り下げたい。

 

目次

新作「Dark Glasses」について

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画像の引用元:IMDb公式サイトより(以下同様)

 

「Dark Glasses」は、ローマを舞台にしたイタリアン・ジャーロ回帰作品。

 

視力を失った若い盲目の娼婦(ダイアナ)と中国の少年(チン)が案内人となり、危険な殺人者を追跡し、事件解決に乗り出す。

 

ダリオ・アルジェント は、ドラキュラ (2012年)以来の監督作品であり、アルジェントがフランコ・フェッリーニとカルロ・ルカレッリと共に書いた脚本となっている。

 

主演のイレニア・パストレッリは、「皆はこう呼んだ、鋼鉄ジーグ」のヒロインで知られるイタリアの女優。共演にはダリオ・アルジェントの娘、アーシア・アルジェント。中国人の少年役はアンドレア・チャン。

 

企画当初は、ダフト・パンクが音楽スコアを担当ということでも話題を呼んだが、2021 年にダフト・パンクが解散したため 実現せず、アルノー・レボティーニに変更となった。

 

2022 年 2 月 11 日に第 72 回ベルリン国際映画祭でプレミア上映。

2022 年 2 月 24 日にイタリアの劇場で公開。 

日本ではいまのところ劇場公開未定だが、早く実現して欲しい。

 

ダリオ・アルジェント監督作は2種類ある

 

最初にホラーの巨匠と書いたもののダリオ・アルジェントには、監督として2つの顔を持つ巨匠として知られている。

 

それは、イタリアン・ジャーロ&ホラー監督として熱狂的なファンが世界中にいることに示されている。

 

ジャーロとは、1970年代に人気があったミステリーの要素を含むイタリアのジャンル映画。

 

おしゃれな映像や音楽にともに、異質な血まみれの残虐な殺人描写がある世界観が特徴。

 

もう一種類のダリオ・アルジェントホラーもヤバい

 

サスペリア」公開時には、決してひとりでは見ないでくださいの名コピーが生まれたほど。

 

極彩色に彩られた色彩美が見事で目を奪われる。

 

ダリオ・アルジェントらしいアート的な画作りと、あわせて語られるのが、主に相性抜群のゴブリンサウンドとの融合。

 

これらが相まった独特の作家性が魅力的。

 

注目は、趣味でもある美少女いじめ
 

そのため、犠牲になった少女たちは数知れず。

 

最初は、ジェシカ・ハーパージェニファー・コネリーなど。

 

のちに、自身の娘であるアーシアまでもが犠牲になっている。

 

ダリオ・アルジェントプロデュースの映画たち

 

ダリオ・アルジェントの才能は監督だけに留まらず、製作側でも発揮されている。

 

有名なロメロ・ゾンビの「ゾンビ」をヨーロッパで広め、「デモンズ」シリーズも有名だし、自身の映画や娘のアーシアの映画までを手掛ける名プロジューサーだ。

 

このように希有な存在である、伝説のダリオ・アルジェント作品を今こそ振り返りたい。

 

※リンクの引用元:MIHOシネマ公式サイトより

 映画ライフを爆上げするMIHOシネマの便利な使い方は↓

www.narcos.site

 

ダリオ・アルジェント映画のまとめ

歓びの毒牙 (1970年)

監督・脚本:ダリオ・アルジェント

原題:L'uccello dalle piume di cristallo

 

 

見所

ダリオ・アルジェントはもともと脚本家だったが、自分の本の通りに映像化されない憤りから、本作で監督デビューした。
 
監督の処女作には全てが詰まっているとよく言うが、特にサスペリア2は本作の影響が顕著で、洗練されたアルジェント・ジャッロの骨格が出来上がっている。
 
また、原題に動物が含まれるアニマル・トリロジーの1作目。

イタリアのヒッチコックという評価がすでにこの時点で確立したストーリーテリング
 
また、キービジュアル(黒の皮手袋、絵のモチーフ、殺人ショット、カメラワーク、動物の使い方等)、撮影美(本作では天才撮影監督ヴィットリオ・ストラーロ)、記憶に焼きつく音(今回は大御所エンニオ・モリコーネの音楽)の組合わせ。

後にイタリア映画界の帝王として君臨する伝説の男、若かりし頃の才気みなぎり鬼気迫るカルト映画。
 
これは絶対に見逃せない!
 

わたしは目撃者(1971年)

監督・脚本・原案:ダリオ・アルジェント

原題:Il gatto a nove code

 

見所

原題は9尾の猫、アニマルトリロジーの2作品目。

 

歓びの毒牙を踏襲したジャッロ2作目。

 

XYY染色体(犯罪者に多く見られる異常染色体)という格好の映画題材をモチーフにしながらも、主人公の盲目設定が機能していない。

 

物語の抑揚に乏しく、脇役がパンチ効いてなくて、インパクトに欠けていて正直地味。

 

ダリオ・アルジェント御大も自身の作品の中で一番嫌いだと言う。

 

しかしながら、目のクローズアップや衝撃的な名場面であるラストシーン等、「サスペリア2」へとつながる重要作として、欠かすことが出来ない。

 

4匹の蠅(1971年)

監督・脚本:ダリオ・アルジェント

原題:4 mosche di velluto grigio

 

見所

前2作とはやや趣を変えて作られたアニマルトリロジー3作目。

 

オープニングから鳴り響く、ロックバンドの音楽については、これを機に次回作以降からゴブリンとの関係が蜜月となる。

 

エンニオ・モリコーネとは疎遠になる曰く付きのサウンド

 

また、サブリミナル的に使用される予知夢の処刑シーンや、クライマックスでは当時撮影が困難を極めたスローモーションシーン等に注目したい。

 

ここでもダリオ・アルジェントの目指すべき到達点へ向け、作品毎に積み重ねてきた新たな表現に溢れた作風が観られる意欲作だ!

 

サスペリアPART2 (1975年)



監督・脚本:ダリオ・アルジェント

原題:Profondo Rosso

 

見所

 

サスペリア」と双璧をなすダリオ・アルジェントの白眉が本作「Profondo Rosso(原題)」。

 

日本題が嫌いというのもあるが、原題で言ってしまうほど愛してやまない。

 

邦題を原題の通り、紅い深淵に改訂して欲しい。

 

初見時は、アニマル3部作鑑賞前だったので、こんなんありか?と度肝を抜かれ、タイトル通りにダリオ・アルジェントの深い淵へとハマっていった。

 

今観てもアニマル3部作も相当面白いが、それらからさらに常人の域を超えた発想でサスペンスにホラー要素を取り入れ、極限まで研ぎ澄まされたまま完成に至っている点には敬服するばかり。

 

本作がジャッロの到達点なのは間違いない。

 

歓びの毒牙」ベースに超能力を組み合わせたストーリー、釘付けにされる画面設計、覚醒したゴブリンサウンド、ダリア・ニコロディを主役に登場人物等究極の完成形。

 

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サスペリア(1977年)


監督・脚本・音楽:ダリオ・アルジェント

原題: Suspiria

 

見所

この映画がダリオ・アルジェント作品、ひいてはホラー映画内でも、一線を画しているのは、ここですでに繰り返し書いてきたように、画と音の使い方が最高到達点に達し、ジェシカ・ハーパーと共に地獄巡りの異空間に引き込まれてしまう点に尽きる。

 

原色をこれでもかと多用し、ゴブリンによって奏でられる恐怖のメロディー。

 

この映画の真髄を体得するには、出来る限りの高画質・高音質での鑑賞に限る。

 

2016年川崎ハロウィンで、初のゴブリン シンクロライブに参加!「サスペリア 」上映は最高の思い出!

 

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ゾンビ(1978年)


製作・音楽:ダリオ・アルジェント

監督・脚本:ジョージ・A・ロメロ

原題: Dawn of the Dead

 

見所 

ダリオ・アルジェント監修版、米国劇場公開版、ディレクターズ・カット版、としてバージョン違いが知られているのは有名。

 

ヨーロッパへの公開用にダリオ・アルジェントが音楽を編集、全編ゴブリンサウンドが奏でられる。

 

2018年川崎ハロウィンで、2回目のゴブリンシンクロライブを堪能!

 

上映はアルジェント版ゾンビ !

 

イタリア語吹替も新鮮だった!

 

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インフェルノ(1980年)


監督・脚本:ダリオ・アルジェント

原題: Inferno

 

見所

インフェルノ」は個人的に大のお気に入り。

 

台詞も少なく、ダリオ・アルジェント作の中でも飛び抜けてシュールで、観る前と鑑賞後の印象ももっとも異なる、隠れた名作!


まず、鑑賞前のイメージと違うのは、「サスペリア」や「オペラ座の怪人」よりも、建物が主人公だと気づくのに時間がかかる事。

 

ほかにもいろいろあり、それらに気付いてからは時すでに遅し、ダリオ・アルジェントの蟻地獄にの術中にすっかりハマっており、抜け出す事は不可能。

 

キース・エマーソンの「Mater Tenebrarum」も、曲単位であればダリオ・アルジェント映画で使用された中ではベスト級だ!

 

シャドー(1982年)


監督・脚本:ダリオ・アルジェント

原題: Tenebre

 

見所

殺人シーンの鮮血の美学が冴え渡り、大胆なカメラワーク(特に上下階を移動する長回し)で緊張感を煽り、オープニングから終始流れるゴブリンサウンドで堪らなくアガる!

 

みんな大好きジャーロ回帰作!

 

当時の公私に渡るパートナー、ダリア・ニコロディの起用が素晴らしい!


スリラーとしては反則ギリギリの展開を見せて、さらに最後もそのまま終わりにしない、ひねくれ者らしい物語。

 

最後の最後、あなたも一緒に叫んでるってコピーのままのリアクションをしてしまうから、やめられない!!!


まんまとしてやられている、しょうがない。

 

フェノミナ(1985年)


監督・脚本:ダリオ・アルジェント

原題: Phenomena

 

見所

こちらはダリオ・アルジェントホラー入門編にふさわしい。

 

非常に乱暴にいうと、美女ヒロイン虐待虫ホラー。


ダリオ・アルジェントと言えば、「サスペリア」でジェシカ・ハーパーをいじめぬき、「トラウマ」では実の娘のアーシアまでも手にかける徹底ぶり。

 

当代きっての残虐非道の変態監督。

 

もちろん、それ故に伝説的な作品を生み出しているのは間違いない。

 

その第2の生贄が、美女女3部作のひとつ、この映画のヒロインである、世にも珍しいエメラルドグリーンの瞳を持つジェニファー・コネリー


また、設定自体は「サスペリア」的なものの、アルプスでの撮影もあり、ダリオ・アルジェント印の色彩は抑制された画面デザイン。

 

うなるゴブリンサウンドヘビーメタル等の多用、昆虫のオンパレードで、ヒロイン虐待の地獄巡りに拍車をかけているのは言うまでもない。


尚、今回も素晴らしい存在感を発揮している公私に渡るパートナー、ダリア・ニコロディとのプライベートでの関係は終わりを告げたようだ。


もちろん、鑑賞はインテグラルハード完全版だ!!!

 

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デモンズ (1985年)


脚本・製作:ダリオ・アルジェント

監督:ランベルト・バーヴァ

脚本:ランベルト・バーヴァ

   フランコフェリーニ

原題:Dèmoni

 

見所

試写会のチケットを受け取り、謎の映画館メトロポールへ。

 

上映されるノストラダムスの墓を暴く物語の進行と同時に、映画館場内では映画と同じ悲劇が起こる。

 

いつしか出口は塞がり、閉鎖空間で、観客はひとりずつ、、、。

 

謎の仮面男はミケーレ・ソアビが演じている。

 

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デモンズ2 (1986年)


脚本・製作:ダリオ・アルジェント

監督:ランベルト・バーヴァ

脚本:ランベルト・バーヴァ

   フランコフェリーニ

   ダルダーノ・サケッティ

原題:Dèmoni 2: L'incubo ritorna

 

見所

「デモンズ」の続編の舞台は高層マンション。

 

テレビの中のホラー映画で、掘り返した「デモンズ」の死体がTV画面を超えて現世に復活 (「リング」の貞子登場の元ネタ)!

 

マンションの住人達は、館内に閉じ込められサバイバルゲームが始まる!!

 

ダリオ・アルジェントプロデュースで、アーシアのデビュー作品。

 

オペラ座/血の喝采 (1987年)


監督・脚本・製作:ダリオ・アルジェント

原題:Opera

 

見所

タイトル通りのオペラスリラー。

 

ストーリー的には破綻しかかっているものの、この映画は何と言っても撮影が命!!

 

たっぷりの予算で制作された豪華絢爛な本格オペラ劇場での撮影。

 

凝りに凝った効果的シーン、ジャケットにもある瞼針金ショット!

 

スローモーションでの弾丸キリングショット!!

 

後半の螺旋状に落ちてくる俯瞰ショット!!!

 

加えて、ヒッチコックの鳥を研究したとされるすべて本物のカラスが使用されている。

 

また、これらの印象的な演出の連続により、ハードロックの多用でも違和感なく融合してる点も特筆に値する。

 

ただし、個人的には同じ舞台ものとしては、この映画にも出演しているダリオ・アルジェントの愛弟子ミケレ・ソアビによる梟男映画「アクエリアス」の方が好き。

 

デモンズ3 (1989年)


脚本・製作:ダリオ・アルジェント

監督:ミケーレ・ソアヴィ

脚本:フランコフェリーニ

   ミケーレ・ソアヴィ

原題:La chiesa

 

見所

ソアヴィはダリオ・アルジェントのもとで「シャドー」、「フェノミナ」で、助監督をつとめる。

 

ランベルト・バーヴァ監督作の「デモンズ」ではおなじみの銀仮面役を演じ、ついにダリオ・アルジェントプロデュースで、続編ではないが邦題で「デモンズ」を冠した作品が2本作られる。

 

そのうちのひとつがこれ。

 

中世でチュートン騎士団悪魔崇拝者を虐殺し、その上に大聖堂が建てられた。

 

時は現代、悪魔の封印は解かれ、大聖堂は直接の続編ではないものの、「デモンズ」シリーズを踏襲し、ゴシック美で彩られ、恐怖の閉鎖空間となり、錬金術師の物語でもある。

 

ダリオ・アルジェント作品で言えば「インフェルノ」的な立ち位置の作品。

 

ゴブリン、キース・エマーソンらの音楽が鳴り響き、「トラウマ」前でさらに若かりしアーシアが出演している。

 

非常にショッキングなファックシーンが脳裏に焼き付いて離れない!

 

デモンズ4 (1990年)


脚本・製作:ダリオ・アルジェント

監督:ミケーレ・ソアヴィ

脚本:ジャンニ・ロモリ

   ミケーレ・ソアヴィ

原題: La setta

 

見所

ソアヴィが前作「デモンズ3」に引き続き直接の続編ではないが邦題で「デモンズ」を冠した作品を任された第2弾。

 

話の骨格は、チャールズ・マンソン事件にまつわるあれこれが踏襲されている大好物なあたりのいいとこ取り。

 

デーモンを名乗る男がローリング・ストーンズの悪魔を憐れむ歌を口ずさみ、惨殺事件を引き起こす。

 

その後各国でカルト集団による影が潜み、ひとりの女性はある老人との接触からその集団に巻き込まれる。

 

トラウマ/鮮血の叫び (1993年)


監督・脚本・原案・製作:ダリオ・アルジェント

原題:Trauma

 

見所

ダリオ・アルジェントには珍しい純愛ラブストーリーを用いつつ、「サスペリア」、「フェノミナ」からの美女3部作最終章、かつ3作続くダリオ&アーシア親子による悪夢作品出発点。


映画作家は自分の愛する美しい家族をフィルムに収めたがるのは世界共通で、ダリオ・アルジェントも例外ではなかった!

 

その気持ちがよくわかるほど、娘のアーシアは、美しいことこの上ない。

 

しかし、そのアーシアにあんな事から、こんな事までさせるあたりがダリオ・アルジェントらしい。

 

とは言え、この映画はそれだけでない。

 

特殊メイクにトム・サヴィーニを起用し、「悪の法則」のラストでも使われているボリートという首切断機に似た殺人マシンが登場し、首切り祭りが開催される。

 

「悪の法則」については、こちらをチェック↓

narcos.hatenablog.com

 

スタンダール・シンドローム (1996年)


監督・脚本・原案・製作:ダリオ・アルジェント

原題:La sindrome di Stendhal

 

見所

前作からグッと大人っぽくなり、もともと高い演技力も飛躍的に進歩した、病めるアーシアの美しい七変化が楽しめる!

 

ダリオ・アルジェントの悪業も加速!!

 

物語は、美しい絵画を鑑賞中にアーシア演じるヒロインが、スタンダール・シンドロームを発症し幻覚世界に入り込んでしまう、暗黒版不思議のアリス。

 

見所は絵画が飛び出す幻想的なシーンや、印象的な頬の銃弾貫通ショット等のビジュアルが見事。

 

「4匹の蝿」以来のエン二オ・モリコーネサウンドも相まって、この映画の鑑賞中は観ている側も絵画の世界に迷い込んでしまう。

 

どこまでが幻想で、どこからが現実なのか、境界線が曖昧になるスタンダール・シンドルームを引き起こす。

 

注意されたし!!!

 

オペラ座の怪人(1998年)


監督・脚本:ダリオ・アルジェント

原題:Il fantasma dell'opera

 

見所

これがVHSのみでディスク化されていないなんて本当に残念!

 

これは面白いよ!

 

ダリオ・アルジェント版はエログロ満載に改編した傑作リメイク。


「バッドマン・リターンズ」のペンギンのように赤ん坊の頃に捨てられ、注この大量のねずみもまた全部本物らしい。

 

鼠に育てられ闇の住人となっているというとんでも設定が組み込まれ、さらにファントムが仮面なしのイケメン設定に驚かされる。

 

突き抜けたダークヒーローキャラクターになっていてカッコイイ。


オペラ座の世界観も見事に構築。


ヒロインのアーシアはいい男を二股にしているし、もちろん濡れ場もちゃんとあって、そこからの大盛り上がりする展開も大変素晴らしく泣かせる!!

 

自動鼠取り機の2人は完全に「マッドマックス」状態等、「ファントム・オブ・パラダイス」とは違ったよさがあって、ディスク化熱望作品。

 

90年代のダリオ・アルジェントもよい。

 

スリープレス(2001年)


監督・脚本:ダリオ・アルジェント

原題: Non ho sonno

 

見所

これは完全に大好きな「エクソシスト3」ストーリーだけど、もちろん悪魔憑きというわけではない。

 

独特の発色のよい青色で彩られた画面設計、景気良く久しぶりに再結成した(当時)全編ゴブリンサウンドが鳴り響き、多方面へのテーマを追求したダリオ・アルジェント

 

ここに来て、スローガンの通りの原点回帰作を撮ったのに驚きだった。

 

原点回帰ながらも、昔ながらの手法だけではない新たな要素を加えた新時代型ジャーロだ。

 

デス・サイト(2004年)


監督・脚本:ダリオ・アルジェント

原題:Il cartaio

 

見所

「スリープレス」に引き続き新時代型ジャッロ第2弾。

 

評価が別れているように、確かに今までのダリオ・アルジェント作品のように記憶に焼きつくショットは薄れているものの、これも面白い。

 

「スリープレス」とは対照的に、自然光での撮影やクラウディオ・シモネッティによる打ち込みの音楽が、ネット中継によるポーカー対決の臨場感や緊張感をあおり、決死の覚悟で挑む死亡遊戯に拍車がかかって、観ている側もルナティックハイゾーンに突入する!


特にラストは大変さわやかでユニークな仕上がりとなっていて、生涯忘れがたいものになるのは間違いない!

 

サスペリア・テルザ 最後の魔女 (2007年)


監督:ダリオ・アルジェント

脚本:ジェイス・アンダーソン
   ダリオ・アルジェント
   ウォルター・ファサーノ
   アダム・ギーラッシュ
   シモーナ・シモネッティ

原題:La terza madre

 

見所 

インフェルノ」の後、ダリオ・アルジェントジャーロの世界に戻り、「サスペリア 」、「インフェルノ」に続く魔女映画を撮ることはなかった。


その沈黙を破り、約30振りに製作された魔女3部作の完結編。


前2作品に比べ、アート方面の要素は弱まり、エロ・残酷描写に拍車がかかるなどエンタメ化。


また、「サスペリア 」、「インフェルノ」では、建物内での話に収まっていたが、この作品ではローマという都市全体への影響として描かれている。


キャストは、アーシアとダリア・ニコロディの親子共演で、魔女3部作の完結編に花を添えた。


音楽はクラウディオ・シモネッティ。

 

まだまだあるダリオ・アルジェント映画

 

未見なものの、他にも以下の有名作品がある。

 

アルジェント映画は可能な限りチェックされたし!!

 

・ビッグ・ファイブ・ディ (1973年)

監督・脚本:ダリオ・アルジェント

原題:Le cinque giornate

 

・マスターズ・オブ・ホラー/悪夢の狂宴 (1990年) 

監督・脚本・製作総指揮:ダリオ・アルジェント

原題:Due occhi diabolici

 

・肉の蝋人形(1997年)

原案・製作:ダリオ・アルジェント

監督:セルジオ・スティヴァレッティ

脚本:ルチオ・フルチ

   ダニエル・ストロッパ

原題:M.D.C. - Maschera di cera

 

・スカーレット・ディーバ(2000年)

製作:ダリオ・アルジェント

監督・脚本:アーシア・アルジェント

原題:Scarlet Diva

 

ジャーロ(2009年)

監督:ダリオ・アルジェント

原題:Giallo

 

ダリオ・アルジェントのドラキュラ(2012年)

監督・脚本:ダリオ・アルジェント

原題:Dracula 3D

 

まとめ

ダリオ・アルジェント映画のまとめ

 

ジャーロ監督作品

歓びの毒牙 (1970年)

・わたしは目撃者 (1971年)

・4匹の蝿 (1971年)

サスペリアPART2(1975年)

・シャドー (1982年)

・スリープレス(2001年)

・デス・サイト (2004年)

 

ホラー監督作品

サスペリア (1977年)

インフェルノ (1980年)

フェノミナ (1985年)

オペラ座/血の喝采 (1987年)

・トラウマ/鮮血の叫び (1993)

スタンダール・シンドローム (1996年)

オペラ座の怪人(1998年)

サスペリア・テルザ 最後の魔女 (2007年)

 

製作作品

・ゾンビ(1978年)

・デモンズ (1985年)

・デモンズ2 (1986年)

・デモンズ3 (1989年)

・デモンズ4 (1990年)

 

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