ナルコスの登場人物とゆかいな仲間たち

「マジックリアリズムは、コロンビアが発祥の地。不可解な事が日常的に起こる。肝心な時に限って、奇妙な事が。」

映画【キラーズ・オブ・ザ・フラワー・ムーン】鑑賞前にスコセッシとディカプリオの過去5作をランキング

大注目のスコセッシ、ディカプリオ&デ・ニーロコラボ最新作

「キラーズ・オブ・ザ・フラワー・ムーン(原題:Killers of the Flower Moon)」は、スコセッシとディカプリオの 6 回目、スコセッシとデ・ニーロの 10 回目のコラボレーションでもある。目下大注目の本作を観賞前に、過去5作の振り返りをしたい。さらに、スコセッシとディカプリオの 7 回目の新作も決定したので、こちらも要チェックだ【永久保存版】。

 

目次

映画【キラーズ・オブ・ザ・フラワー・ムーン】でのコラボについて

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※画像の引用元:IMDb公式サイトより(以下同様)

 

本作では、ディカプリオ&デ・ニーロの他にもジェシー・プレモンス、 リリー・グラッドストーンブレンダン・フレイザーらが出演。


デヴィッド・グランの犯罪ノンフィクション(原作邦訳「花殺し月の殺人 インディアン連続怪死事件とFBIの誕生」)を原作としたアメリカ史の暗部に迫る歴史犯罪映画。


1920年代、禁酒法時代のオクラホマ州のオーセージ・インディアン居留地が舞台。


石油資源が豊富で裕福な先住民族の殺人事件から、その関係者が次々と不審死した大事件へと発展。


私立探偵・地元警察が捜査に行き詰まるなか、のちのFBI長官は特別捜査官トム・ホワイトに捜査を命じる。


石油利権と人種差別が絡み合う陰謀の真相に挑む。


エリック・ロスは、これまで「フォレスト・ガンプ 一期一会」「インサイダー」「ミュンヘン」の脚本を手掛けている。


撮影は「ウルフ・オブ・ウォールストリート」、「沈黙」、「アイリッシュマン」のロドリゴ・プリエト、音楽はスコセッシ作品に縁のあるロビー・ロバートソンがスコアを作曲。


本作は、アカデミー賞に合わせ2022年11月に全米公開予定だったが、2023年のカンヌ国際映画祭オープニング作品を狙い、5 月のカンヌ映画祭でプレミア上映された。

 

日本公開日は2023年10月20日

 

さらに、「キラーズ・オブ・ザ・フラワー・ムーン」に続いて、デヴィッド・グランのノンフィクション「The Wager(原題)」の映画化が報じられている。


これによりスコセッシとディカプリオの2人にとって、7度目のコラボが実現される映画化が発表された。


作品は、2023年4月に出版が予定されている原作を基に描かれる。


1700年代に実在した同名のイギリス軍艦の物語で、英国船員たちのサバイバルスリラーだ。


舞台は、西インド諸島における植民地獲得をめぐり、イギリスとスペインが戦争を繰り広げていた時代。


財宝を積んだスペイン船を確保する秘密任務中に遭難してしまい、パタゴニア沖合の孤島に流れ着く。


生き残りをかけ、無秩序・極限状態に陥る無人島生活を強いられることとなる英国船員たちを追う物語。


尚、デヴィッド・グランの著作はこれまで、「ロスト・シティZ 失われた黄金都市」「さらば愛しきアウトロー」などが映画化されている。

 

映画【キラーズ・オブ・ザ・フラワー・ムーン】マーティン・スコセッシ

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スコセッシは、ニューヨーク出身の映画作家だ。そのため、映画内にはNY愛がほとばしるものが多い。

 

また、スコセッシは、イタリア系移民としてリトルイタリー生まれ育った環境において、マフィア・ギャングの存在を身近に接して育っているので、作品がリアルになっているという評価に結びついている。

 

特にデ・ニーロとの一連の作品にみられるスコセッシスタイルが特徴的だ。

 

ザラついたニューヨークのロケ地を使用し、カトリックの罪悪感と贖罪による宗教観、不安定な精神状態と暴力衝動のあるキャラクター、素早くてエッジの効いた編集、時代にあわせた音楽を使ったサウンドトラックなど。

 

また、スローモーションとフリーズフレームを多用、カメオ出演もすることが多くみられる。

 

ディカプリオとは、これまでのNYマフィア・ギャング映画を中心とした作品だけに留まらず、アメリカ史を掘り下げた作品群へと移行している。

 

「キラーズ・オブ・ザ・フラワー・ムーン」では、スコセッシが繰り返しタッグを組んできた2人が共演するという歴史的作品。

 

アイリッシュマン」では、デ・ニーロ、ハーヴェイ・カイテルジョー・ペシといったスコセッシ組とアル・パチーノの共演が記憶に新しいが、今作でも話題沸騰となることは間違いない。

 

デ・ニーロとのコラボ作はこちらをチェック↓

narcos.hatenablog.com

 

映画【キラーズ・オブ・ザ・フラワー・ムーン】レオナルド・ディカプリオ

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ディカプリオは、デ・ニーロとの初共演作「ボーイズ・ライフ」のときから、デ・ニーロ相手に引けを取らないどころかその堂々とした存在感は圧巻。

 

「ボーイズ・ライフ」の役は、憧れを公言していた「スタンド・バイ・ミー」のリヴァー・フェニックスとも重なる。映画の内容も似ている部分があり、「ボーイズ・ライフ」はディカプリオ版「スタンド・バイ・ミー」といったところ。

 

スタンド・バイ・ミー」のリヴァー・フェニックスが17歳、「ボーイズ・ライフ」のディカプリオが19歳。

 

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ギルバート・グレイプ」では、ジョニー・デップと共演し、早くもアカデミー助演男優賞にノミネートされる早熟さで、とんとん拍子に駆け上がっていく。

 

その後、リヴァー・フェニックスが元々主演する予定だったが早逝により、「バスケットボール・ダイアリーズ」「太陽と月に背いて」と立て続けに主演として出演。

 

続く「ロミオとジュリエット」ではベルリン国際映画祭男優賞受賞。

 

次作の「マイ・ルーム」ではデ・ニーロと2度目の共演作だが、デ・ニーロの出番が少なく、「ボーイズ・ライフ」のようながっつりした共演シーンはほとんどみられない。

 

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そして、「タイタニック」もリヴァー・フェニックスで企画が進められており、これもディカプリオが継承することで、爆発的に大ヒットするものの、ここから「タイタニック」の呪いがつきまとうことになる。

 

タイタニック」は、アカデミー賞で作品賞・監督賞・主演女優賞を含む歴代最多14部門にノミネートされたにもかかわらず、ディカプリオのみノミネートされなかった。

 

タイタニック」での成功により、出演オファーが殺到し、アイドル路線からの脱却を図り、厳選した作品に出演するが、その試みはうまくいかない。

 

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「仮面の男」ではゴールデンラズベリー賞ワースト・スクリーン・カップル賞受賞、「ビーチ」ではゴールデンラズベリー賞の最低男優賞にノミネートされてしまう。

 

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この窮地を脱したのがスコセッシ作品だ。

 

スコセッシとの初タッグ作である「ギャング・オブ・ニューヨーク」以降、何度もデ・ニーロとは違った路線での何度もタッグを組むことになる。

 

また、これを機に意欲作が増えていく。

 

スピルバーグエドワード・ズウィック、ノーラン、タランティーノ作品などに出演。

 

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それでも尚、組んだ相手や不運が重なり、してやられるパターンが多い。

 

ギャング・オブ・ニューヨーク」では、アカデミー賞で主演男優賞にノミネートされたのは、ダニエル・デイ=ルイスだった。

 

その後も、「アビエイター」「ディパーテッド」「ブラッド・ダイヤモンド」「ウルフ・オブ・ウォール・ストリート」などで興行的・批評的に成功するが、オスカー受賞には結びつかず。

 

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ついに、「タイタニック」からはじまった呪いは、約20年の時を経て悲願が達成されることとなる。「 レヴェナント」にてアカデミー主演男優賞を受賞する。

 

オスカー受賞し、感動のスピーチ?となることが期待されたが、ここでも自身が取り組んでいる環境問題を持ち出し、物議を醸した。

 

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尚、「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」でも主演男優賞ノミネートされるが、ブラッド・ピット助演男優賞受賞している。

 

「キラーズ・オブ・ザ・フラワー・ムーン」は、アカデミーはスルーとみなされているが、カンヌではどのような評価に結びつくのか、注目が集まっている。

 

奇しくも、「キラーズ・オブ・ザ・フラワー・ムーン」では、「ボーイズ・ライフ」のデ・ニーロとほぼ同い年で重なるものがある。

 

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「ボーイズ・ライフ」のデ・ニーロが50歳、「キラーズ・オブ・ザ・フラワー・ムーン」のディカプリが48歳。

 

時を経て、デ・ニーロとはどのような共演をはかるのか、期待が高まるばかりだ。

 

近年では、あのリヴァー・フェニックス2世とも呼ばれた美青年がまさかジャック・ニコルソン化するとはだれもが想像できなかった。

 

しかしながら、見た目もさることながらその怪演ぶりはまさにジャック・ニコルソンが憑依したようで、ますます演技力に円熟未を帯びている。

 

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ちなみに、「ディパーテッド」のジャック・ニコルソンが69歳、その時ディカプリオはどのような俳優になり、どのような作品に出演しているのか、長い目で動向を見守り続けたい。

 

映画【キラーズ・オブ・ザ・フラワー・ムーン】過去作ランキング

今回のランキング集計では、IMDbとFilmarksのユーザー評価を基に、ランキングを決める。

 

尚、日米の文化・背景の違いも考慮しつつ、評価が高い理由・低い理由をある程度明確にしつつ、並べてみたい。

 

日本ではほぼランキングが決まりつつあるが、アメリカ人の価値観を取り入れることで、新たな発見があるかも知れない。

 

ランキング集計のシンプルなルール。

 

IMDbとFilmarksではそもそもの満点が異なる(IMDb10点満点、Filmarks5点満点)。

 

そこで今回は、IMDbに合わせて、Filmarksを2倍計算にして、10点としたい。

 

両サイトを合わせて、20点満点評価。

 

それではランキングにいってみましょう。

 

以下は2022年8月21日時点の順位・作品。

 

5位ギャング・オブ・ニューヨーク(2002年) 14.1Point

(IMDb7.5、Filmarks6.6(3.3))

 

スコセッシによる、ニューヨーク愛の入りまくった堂々たる歴史超大作。

舞台は1846年のNY、世界的な大都市へと変貌を遂げる黎明期。

 

イタリアのチネチッタスタジオで撮影された、大掛かりなNYのセット、衣装、小道具といった世界観はよかった。

 

ネイティブ(移民先発組)たちと新しく渡米して来たアイルランド系移民との対立、父親を殺された復讐劇、南北戦争、徴兵暴動といったアメリカの暗部を描く。

 

特に重要なのが、人種対立に伴う、プロテスタントカトリックという宗教対立の要素が背景になっている。

 

しかし、激動の歴史の中で様々な要素を詰め込み過ぎていて、やや焦点がぼんやりしてしまい、バランスを欠いている。

 

レオナルド・ディカプリオキャメロン・ディアスダニエル・デイ=ルイスという豪華共演。

 

ダニエル・デイ・ルイスの怪演が存在感を放つ作品で、ディカプリオを差し置き、アカデミー賞に主演男優賞としてノミネートされたほど。

 

IMDb参照

・NYの歴史に関して描写が評価されている

ダニエル・デイ・ルイス絶賛評、反面ディカプリオが精彩を欠いていて、ミスキャストのキャメロン・ディアスとの恋愛も不評が多い。

 

4位アビエイター(2004年) 14.3Point

(IMDb7.5、Filmarks6.8(3.4))

 

実在の大富豪ハワード・ヒューズを題材にした、「ギャング・オブ・ニューヨーク」に続く超大作の伝記映画。


映画史の中でも激動の時代、クラシック映画好きには堪らない、1920年代〜40年代のハリウッドが舞台。


ディカプリオは、ハワード・ヒューズの異常性を熱演、大富豪で神経質、三つ子の魂百までを体現。


ケイト・ブランシェットキャサリン・ヘプバーン役、ケイト・ベッキンセイルエヴァ・ガードナー役として出演する。


ハワード・ヒューズは、大富豪の両親亡き後、引き継いだ莫大な資産を、惜しみなく夢に注ぎ込む様が描かれる。


それは映画製作であり、飛行機の開発であり、エネルギーの全てを注ぎ込む、男の浪漫が詰まった映画だ。


映画内でも熱量の高い製作過程が描かれている、史上空前の巨費を投じ、3年がかりでようやく完成させた「地獄の天使」が観たくなる。


しかし、日本人として馴染みが少ないので、楽しみが半減してしまっているのが難点。


アカデミーでもディカプリオ初の主演男優賞がノミネートされ、オスカー受賞が期待されたが、受賞したのは、助演女優賞(ケイト・ブランシェット)、撮影賞、編集賞美術賞、衣装デザイン賞の5部門受賞。

 

IMDb参照

アメリカ人の間でもハワード・ヒューズはそれほど認知度は高くなく、ディカプリオを評価する傾向がみられた。

・古い映画や昔のハリウッドが好きな人に強くおすすめされていた。

 

3位ウルフ・オブ・ウォールストリート(2013年) 15.6Point

(IMDb8.2、Filmarks7.4(3.8))

 

スコセッシ、ディカプリオの5度目のコラボとなる本作は、セックス・ドラッグ・ロックンロールな誰もが一度は夢をみるアメリカンドリームを体現したライフ、稀代のカリスマをディカプリオが最高のハマり役所で熱演。

 

個人的にはスコセッシとディカプリオの中で最高傑作、ディカプリオとしても最上位。

 

1980年代後半〜90年代まで実在した株式ブローカー、ジョーダン・ベルフォートは、金なしコネもない状況下から、ウォールストリートの頂点に立った実在の人物。

 

テンション高くてテンポが良いので、みていて痛快で、3時間という長さを感じさせない。

 

BGMが80‘sロックをBGMとした「グッドフェローズ」路線のハイボルテージで突っ走るジェットコースタームービーだ。


原作は2007年にベルフォート自身による同名の回想録。


R18+による Fワードの連発、ヌード描写連発、ドラッグの多用によるドラッグムービーの一面もあったり、第四の壁を破ったりもする攻めた内容。

 

ジョナ・ヒルマーゴット・ロビーマシュー・マコノヒーらもそれぞれハマり役として主演。

 

ジョーダン・ベルフォート本人も、最後に司会者役で出演。

 

尚、ラストにそのベルフォート本人から紹介さらたディカプリオが、セミナーで聴衆に質問した"ペンの売り方"にこそ、本作の本質が込められているのではないだろうか。

 

アンサーは、劇中で描かれていた"需要と供給"の創造。

 

アカデミー賞では、作品賞・監督賞・主演男優賞(ディカプリオ)・助演男優賞ジョナ・ヒル)・脚色賞の5部門でノミネートされたが、無冠に終わる。

 

IMDb参照

・日米共に「グッドフェローズ」と同様、スコセッシがマフィア映画の叙事詩として描かれていることを称えている。また、ディカプリオ・ジョナ・ヒルマーゴット・ロビーマシュー・マコノヒーらの熱演を絶賛。

 

2位シャッター アイランド(2009年) 15.8Point

(IMDb8.2、Filmarks7.6(3.8))

 

原作はデニス・ルヘインによる同名のミステリー小説、スコセッシらしくないジャンルだが、やはりしっかりとスコセッシ映画になっていて、細部まで作り込まれていて、とても引き込まれた。

 

ディカプリオとのコラボもしっくりきて、その他マーク・ラファロベン・キングズレーミシェル・ウィリアムズマックス・フォン・シドーなど演技派が多数出演。

 

1950年代、第2次世界大戦後の冷戦下における赤狩りという弾圧を背景に、ボストンの遥か沖合に浮かぶ孤島にある精神を患った犯罪者を収容する精神病院の舞台設定も見事だ。

 

ロバート・リチャードソンによる撮影により、画の色味や陰影の深味により陰鬱さが強調されるだけでなく緊張感が煽られる。

 

使用されているクラシック音楽の数々、ブライアン・イーノ環境音楽も抜群の効果を発揮している。

 

本作は、無限ループ的に観ることができる見事な構造だし、解釈により異なる見方ができるトリックアートの要素もある、スコセッシマジックのかかっている作品。

 

IMDb参照

・日米で特に大きな違いのあるコメントは少ない作品だが、日本の方が辛口な印象。

 強いて言えば原作ファンのコメント。小説での舞台が見事に再現されている。

 

1位ディパーテッド(2006年) 16.1Point

(IMDb8.5、Filmarks7.6(3.8))

 

香港映画のオリジナルが好きか、極上のリメイクと取るかによって評価が別れるところ。 作品としてというより、両作品に基づく宗教観の違いにより、評価が別れる作品。

 

オリジナル映画のタイトルにある「インファナル・アフェア」とは、無間道のことで、途切れることのないという意味。

 

仏教でいう無限地獄のことで、一度入ると抜け出せない、絶え間なく続く苦しみを指す。そこに輪廻転生はなく、永遠の苦しみだけが存在する。

 

それに対して、スコセッシは熱心なカトリック教徒であるために罪悪感と贖罪、簡単にいうと罪を犯した場合は罰せられる(地獄に行く)という解釈なので、ラストは最初から決めっていて、そこに向かって動いている。

 

こういった作品が持つ根底の価値観が違うため、作品に流れる空気感・ニュアンス・ベクトルが異なり、全く違う作品になっているという感想を抱きがちだ。

 

また、アイリッシュマフィアが登場するのも、「ギャング・オブ・ニューヨーク」で描かれていた人種抗争のように、アイリッシュはネイティブに比べて後発組であるため、白人の中の黒人と称されるほど、アメリカ国内では白人の中で地位が低いマイノリティである。

 

そのような背景も作品に関係している。 そのため、本作はスコセッシ作品を横断的にみると、スコセッシらしい作品であり、主にアメリカ人もこういった感性が多いので、本作がアカデミー賞を受賞した要因になっているように感じる。

 

もちろん、オリジナルが素晴らしいのは疑いようもなく、オリジナルが好きな人にディパーテッド嫌いが多いのも、こういったハリウッドらしさが鼻につくのかもしれない。

 

久しぶりに「インファナル・アフェア」シリーズが観たくなる。

 

尚、キャストは大変豪華で、レオナルド・ディカプリオ、マット・デイモン、ジャック・ニコルソン、マーク・ウォルバーグ、ベラ・ファーミガなど。

 

マーティン・スコセッシが、初のアカデミー賞監督賞&作品賞受賞、加えて脚色賞、編集賞受賞。

 

助演男優賞として、マーク・ウォルバーグがノミネートされた。

 

IMDb参照

ディパーテッドの方が好き、理由は マーティン・スコセッシ&キャスト陣。

・スコセッシはやはりギャング映画がいちばんだ。

 

※日本では、やっぱり「インファナル・アフェア」の人気が高い。

  時間も影響していて、長くて余計な描写が多いという指摘もみられる。

  インファナル・アフェアは 102分、ディパーテッドは 152 分。

 

※参考

インファナル・アフェア Filmarks8.0(4.0) 102分

インファナル・アフェアⅡ Filmarks7.6(3.8) 119分

インファナル・アフェアⅢ Filmarks7.6(3.8) 118分

 

まとめ

・映画【キラーズ・オブ・ザ・フラワー・ムーン】でのコラボについて

・映画【キラーズ・オブ・ザ・フラワー・ムーン】マーティン・スコセッシ

・映画【キラーズ・オブ・ザ・フラワー・ムーン】レオナルド・ディカプリオ

・映画【キラーズ・オブ・ザ・フラワー・ムーン】過去作ランキング

 

PS.個人的【スコセッシ映画】ランキング

1.ミーンストリート

2.タクシードライバー

3.グッドフェローズ

4.カジノ

5.アイリッシュマン

6.ウルフ・オブ・ウォールストリート

7.レイジング・ブル

8.キング・オブ・コメディ

9.ハスラー2

10.ディパーテッド

 

PS2.個人的【ディカプリオ映画】ランキング

1. ウルフ・オブ・ウォールストリート

2. ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド

3.ギルバート・グレイプ

4.インセプション

5.レヴェナント: 蘇えりし者

6.ジャンゴ 繋がれざる者

7. ディパーテッド

8. ブラッド・ダイヤモンド

9.キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン

10. ボーイズライフ

 

PS3.個人的【スコセッシ・デニーロ映画】ランキング

1.ミーンストリート

2.タクシードライバー

3.グッドフェローズ

4.カジノ

5.アイリッシュマン

6.レイジング・ブル

7.キング・オブ・コメディ

8.ケープ・フィアー

9.オーディション

10.ニューヨーク、ニューヨーク

 

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