【Netflix オリジナル映画】のすゝめ
【Netflixオリジナル映画】が気になるけど、どこからみはじめたらいいかわからない!そんな時は、アメコミ映画に出演している超有名キャストが登場する作品から選べば大丈夫!Netflixの発表では、2019年に最もみられた年間トップ10ランキング第1位は、マイケル・ベイ監督、ライアン・レイノルズ、メラニー・ロラン出演の「アンダーグラウンド」。2020年版として【Netflixオリジナル映画】おすすめを10作品他全50作品を紹介【永久保存版】。
目次
- 【Netflixオリジナル映画】は映画界において今最も注目ジャンル
- 【Netflixオリジナル映画】はこれからもっと伸びる
- 【Netflixオリジナル映画】に対する個人的な肌感覚による歴史
- 【Netflixオリジナル映画】を今こそまとめたい
- 【Netflixオリジナル映画】おすすめ最低限みておくべき10作品はこれ!
- 思いやりのススメ(2016年6月24日から配信開始)
- オクジャ okja(2017年6月28日から配信開始)
- マッドタウン((独占配信)2017年9月22日から配信開始)
- アナイアレイション -全滅領域-(2018年3月12日から配信開始)
- さようなら、コダクローム(2018年4月20日から配信開始)
- ポーラー 狙われた暗殺者(2019年1月25日から配信開始)
- マリッジストーリー(2019年11月29日から配信開始)
- 6アンダーグラウンド((独占配信)2019年12月13日から配信開始)
- タイラー・レイク -命の奪還-(2020年4月24日から配信開始)
- ザ・ファイブ・ブラッズ(2020年6月12日から配信開始)
- 次点:他にもオススメのアメコミ映画出演者たちの作品
- ランク外:あまりおすすめではないアメコミ映画出演者たちの作品
- アメコミ出演者以外のサブスク時代を代表するおすすめの【Netflixオリジナル映画】
- まとめ
【Netflixオリジナル映画】は映画界において今最も注目ジャンル
それがNetflixオリジナル映画。
ネット配信全盛期、現実に起こってしまっているレンタルショップや映画館の縮小化。
この問題がもっと進めば、Netflixオリジナルが、最強ジャンルになるという未来予想図が成り立つ。
レンタルショップや映画館の極小は、非常に残念だが、これだけ高クオリティを連発されれば、足が遠のくのもしかたない。
時代が変わり、ビッグウエーブが、確実に迫りつつある。
【Netflixオリジナル映画】はこれからもっと伸びる
というのも、Netflixとディズニーと対立しているからだ。
ディズニーはマーベルとスター・ウォーズを、Netflixから撤退させ、配信用のオリジナル映画をどんどん制作している。
(注:この記事は当初ディズニープラス登場前に書いた)
一方、Netflixもオリジナルを1,000本まで到達させる予定というニュースもある。
動画配信サービスの天下を取るのがどちらになるにせよ、競争激化している最中に、いい作品が生まれるのは間違いない。
【Netflixオリジナル映画】に対する個人的な肌感覚による歴史
2015年からNetflixオリジナル映画が配信開始
2016年から気になりはじめる
2017年からクオリティ向上
2018年から年間80本配信予定で本格始動
2019年から有名映画人たちがこぞって参戦
【Netflixオリジナル映画】を今こそまとめたい
もっと最盛期になってから、さかのぼって観るのは大変なので、この隆盛をリアルタイムで、体感することをオススメしたい。
注:Netflixオリジナル映画について
Netflixオリジナルには2種類あって、Netflix独占配信とNetflix制作作品。
これらを紹介。
ネタバレはせずに作品紹介(順位なし・配信順)。
Netflixオリジナル映画でも別格扱いのアイリッシュマンはこちらから↓
2021年版のおすすめはこちらをチェック↓
2022年版のおすすめはこちらをチェック↓
【Netflixオリジナル映画】おすすめ最低限みておくべき10作品はこれ!
思いやりのススメ(2016年6月24日から配信開始)
重くなりそうな題材だが、介護士にポール・ラッドを配することにより、コミカルレベルが格段に向上し、一気に見やすくなる。
障害者の男の子(クレイグ・ロバーツ)とのデコボココンビの連携も素晴らしく、題材が題材だけに大きくふざけてはいないが、ポール・ラッドのハマり役。
世界一深い穴へ向けて、ふたりの旅が始まる。傑作ロード・ムービー。
オクジャ okja(2017年6月28日から配信開始)
ポン・ジュノが、「マイヤーウィッツ家の人々 (改訂版)」と共に、Netflixオリジナル映画の地位向上につとめた。
第70回カンヌ国際映画祭で、配信作品としては初めてパルム・ドールを争った先進性。
その偉大なる功績を称えたい。
遺伝子を組み換えで、生み出した生物のコンペを開催。
オクジャと名付けて、韓国の山間で仲良く暮らす少女ミジャ(アン・ソヒョン)。
ところが、ある日突然オクジャが回収されてしまう。
何とかオクジャを取り戻そうとしている中、ややこしい連中が絡んでくる。
エコテロリストを描いた映画「ザ・イースト」のような、環境保護団体のALF(動物解放戦線)だ。
三つ巴の地獄巡りをするオクジャとミジャの成長物語。
豪華キャストにも注目。
ひとりふた役、ティルダ・スウィントン。
ALFのリーダー、ポール・ダノ。
紅一点、リリーコリンズ。
通訳、スティーヴン・ユァン。
マッドタウン((独占配信)2017年9月22日から配信開始)
美女が片腕片脚もので、食人族も登場、信者を薬漬けにさせているカルト集団の教祖様、さらにディストピアもの。
好きな要素が揃ってしまっている傑作。
一見退屈な作品に見えてしまうのは、ナレーションや台詞を極端にカットしているから。
その反面どこを取ってもキマリまくっている画が魅力的。
アナ・リリー・アミールポアー監督による前作「ザ・ヴァンパイア ~残酷な牙を持つ少女~」でも実証済みの類稀な映像・音楽センス。
キャストも鉄壁の布陣。
片腕片脚の美女にスーパーモデルのスキ・ウォーターハウス。
ホームレス役ジム・キャリー。
カルト集団の教祖はもちろんキアヌ・リーブスだ!
アナイアレイション -全滅領域-(2018年3月12日から配信開始)
監督・脚本は「エクス・マキナ」などのアレックス・ガーランド。
出演に新旧SW組が夫婦設定として、ナタリー・ポートマン&オスカー・アイザックがクレジット。
女性限定の調査隊には、ジェニファー・ジェイソン・リー、ジーナ・ロドリゲス、テッサ・トンプソン、ツヴァ・ノヴォトニー。
アメリカでは劇場公開仕様の面子が連なる。
映画自体の出来も大スクリーン向けに作られただけあって、臨場感溢れる素晴らしい映像体験が出来る。
特に、タルコフスキーの「ストーカー」からの影響が強く感じられ、またアレックス・ガーランドの前作「エクス・マキナ」直系の映像美は説得力が高く、奇妙な動植物がうごめく異世界で、シュールな展開な展開が連続する。
Netflixオリジナル映画には珍しく、ソフト化(DVD・ブルーレイ)している。
さようなら、コダクローム(2018年4月20日から配信開始)
ひとりは写真ため、もうひとりは音楽のために、ニューヨークから遠く離れたカンザスシティまでを目指すロード・ムービー。
頑固で皮肉なアナログ派の親父役、エド・ハリス。
エド・ハリスの息子役、ジェイソン・サダイキス。
父と、息子は昔から最悪に悪く、出だしから揉めまくる。
その2人のバランスを取り、父の介護と助手役の女性がエリザベス・オルセン。
やはりいい映画は男2と女1の組み合わせだ。
この映画には抗えない嗜好が全てつまっている。
エド・ハリス演じるペンの好きな台詞 。
「おれの死後も作品は残る お前は何を残す? 」
「幸せはまやかしだ ピカソ、ヘミングウェイ、ジミヘンみんな不幸。幸せから芸術は生まれない。」
「偽物のおっぱいを触ったことがあるか?写真はみなデジタルでいっぱい撮るのに誰も現像しない 。」
本物の写真家らしい説得力のある言葉が心に響く。
失われかけているフィルムと、世界的カメラマンの生命を掛け合わせが絶妙。
ペンの生きざまと彼の撮った写真とともに、魂に刻まれる超絶大傑作。
ポーラー 狙われた暗殺者(2019年1月25日から配信開始)
「SPAN スパン」、「ロード・オブ・カオス」などのヨナス・アカーランド監督のNetflixオリジナル。
新たなる殺人マシーンダンカン・ヴィズラ。
通り名、ブラック・カイザーが爆誕した!
雪と隻眼がよく似合う男、マッツ・ミケルセンの暴力と性欲が大爆発。
マッツのフルヌードも拝めて、フレッシュな殺人マシーンも出てくるし、かつドラマパートもアツい。
みたいマッツがつまりまくっている、マッツ大感謝祭!
マリッジストーリー(2019年11月29日から配信開始)
「マイヤーウィッツ家の人々 (改訂版)」に続き、傑作を生みだしたノア・バームバック監督作品。
ブラック・ウィドウ(アダム・ドライバー)&カイロ・レン(アダム・ドライバー)という、MCUとSWをクロスオーバーしたカップルの結婚生活の泥沼が垣間見られる豪華W主演のコラボ作品。
また、ふたりの子供は「シャイニング」のダニーのように、
という裏読みをついついしたくなるけれども、
主演のふたりは、「アベンジャーズ」のような超人パワーもフォースもない。
その代わり、演技合戦による、しばきあいのドンパチの応酬が勃発。
6アンダーグラウンド((独占配信)2019年12月13日から配信開始)
このトライアングルが醸し出すオープニング明けから長めに続く、2019年ベストのカーチェイスが最高過ぎる!!
スローモーションも多用され、ライアン・レイノルズのリアクションがいちいち面白い!
そのライアン率いる幽霊チーム6人。
特殊能力もかなり最高っ〜!な奴らが結集。
見所が多すぎて一言では言い表せない。
テンポよく突き進むチーム犯罪もの。
Netflixオリジナルの潤沢な予算と、マイケル・ベイ作品が相性よくマッチング。
シリーズ化熱望!!
「6アンダーグラウンド」はヤバいくらい最高!!!
タイラー・レイク -命の奪還-(2020年4月24日から配信開始)
ルッソ兄弟ら多くの有名作品のスタントダブルを手掛けてきた、87イレブン出身の本格派、サム・ハーグレイヴの初監督作。
ルッソ兄弟製作・脚本。 C・ヘムズワース主演。
ストーリーは、対立する敵国(ダッカ)の 麻薬王に誘拐された、インドの麻薬王の息子を元傭兵が救出するというお話。
これはもうみる前から面白い 要素がそろいまくっている、面白さが保証された作品。
いざ、みてみると、やっぱりスゲ〜面白い!!
スタントマン監督らしく、内容の8割くらいがアクションに感じる。
ノンストップ型ジェットコースタームービー。
あらゆる銃器を使用し、飽きさせる事ない、怒濤の銃撃戦を繰り広げる圧巻のアクションシーンのつるべ打ち。
CGを極力使わず、リアルにこだわったという撮影が生んだリアルな肉弾バトル。
一見よくありがちな話になりがちだが、スタントを知り尽くした人が撮る事で、こんなにもフラッシュになるのかと嬉しい喜びを感じられる作品に仕上がっている!
特に、接近戦からカーチェイスまでを、長回しを多用したシーン。
FPS映画に近い陶酔感と没入感をかもし出し、緊張感を持続させる演出に成功。
これはサム・ハーグレイヴ監督ならではのオリジナル手腕の賜物。
C・ヘムズワース以外にも、それぞれキャラもいいし (特にヒロイン?が好き)、 マーベルとはまた一味違ったダークヒーロー爆誕に大喝采の賛辞を送りたい。
ラストも素晴らしい。
ザ・ファイブ・ブラッズ(2020年6月12日から配信開始)
ディズニーのスプマンの南部の唄の変更問題、 HBOの「風と共に去りぬ」の配信停止など黒人差別への抗議デモが取り沙汰されている昨今。
スパイク・リーによる人種間衝突作がNetflixオリジナルとして配信され、大いに話題になり、盛り上がっている!
今こそみるべきタイムリーな作品。
物語は、ベトナム帰化兵たちが40年振りにベトナムに 戻るというもの。
スパイク・リー監督により、ベトナム帰化兵ものが、タランティーノのようにあからさまに多数引用・オマージュされ、皮肉の効いた内容になっている。
後半は、黄金を探すという展開が突き進む。
「ブラックパンサー」のチャドウィック・ボーズマンについては過去パートのみ(画角を変えて緊張感をあおる手法が見事!)出演。
だけど、 これは他にもジャン・レノなど多彩なキャラクター陣の登場も目が離せなくなる秘訣。
このように、スパイク・リーによる「GONIN」は、アメリカの歴史を紐解きつつ、どこまでもつながっていく。
次点:他にもオススメのアメコミ映画出演者たちの作品
・ザ・ディスカバリー((独占配信)2017年3月から配信開始)
人を選ぶ作品なので次点扱いだけど、個人的には好き!
・ヒットマンズ ボディーガード((独占配信)2017年8月から配信開始)
ライアン・レイノルズかぶりで次点扱いだけど、普通に面白い!
・父さんはオジロジカ・ハンター(2018年7月から配信開始)
マーベル映画でサノス役のジョシュ・ブローリンが、普通にいいお父さん!
・ベルベット・バズソー 血塗られたギャラリー(2019年2月1日から配信開始)
こちらもかなり偏っているので、次点扱いだけど、個人的には好き!
・トリプル・フロンティア(2019年3月13日から配信開始)
揃いも揃って大味ながら、好きな方にぜひここまで見て欲しい!
・月影の下で(2019年9月27日から配信開始)
ナルコスファン必見! 全ボイド・ホルブルックのファンには堪らない!
ランク外:あまりおすすめではないアメコミ映画出演者たちの作品
・砂の城(2017年4月21日から配信開始)
ヘンリー・カヴィル、ニコラス・ホルト出演も地味な印象が拭えない戦争映画。
・リトルデビル(2017年9月1日から配信開始)
「オーメン」と「ローズマリーの赤ちゃん」のややゆるめな感じ。
・ユニコーン・ストア(2019年4月5日から配信開始)
「キャプテン・マーベル」のブリーラーソン監督・主演、サミュエル・ジャクソンが奮闘するも、ファンタジーが過ぎて、とっ散らかっている印象。
・ポイント・ブランク(2019年7月12日から配信開始)
MCUのバディもので、リメイクながら、コミカルとシリアスの狭間で揺れて、笑いと緊張感が薄ぼんやり。
・悪魔はいつもそこに(2020年9月16日から配信開始)
豪華出演者たちにも関わらず、終始盛り上がらず長さも感じる。
アメコミ出演者以外のサブスク時代を代表するおすすめの【Netflixオリジナル映画】
・ビースト・オブ・ノー・ネーション(2015年10月から配信開始)
・リディキュラス・シックス(2015年12月11日から配信開始)
・最後の追跡((独占配信)2016年11月18日から配信開始)
・ディヴァイン(2016年11月16日から配信開始)
・スペクトル(2016年12月から配信開始)
・インペリアル・ドリーム(2017年1月から配信開始)
・iBOY. アイボーイ(2017年1月から配信開始)
・この世に私の居場所なんてない(2017年2月から配信開始)
・心のカルテ(2017年7月14日から配信開始)
・ザ・ベビーシッター((独占配信)2017年10月13日から配信開始)
・荒野の殺し屋 (2017年11月10日から配信開始)
・アトランティックス(2019年11月27日から配信開始)
・必ず捕まえる ((独占配信)2017年11月29日から配信開始)
・鋼鉄の雨 ((独占配信)2017年12月14日から配信開始)
・意表をつくアホらしい作戦 (2018年1月26日から配信開始)
・理想の男になる方法 (2018年2月9日から配信開始)
・記憶の夜 (2018年2月21日から配信開始)
・Mute/ミュート (2018年2月23日から配信開始)
・悪魔とアモルト神父 -現代のエクソシスト-(2018年7月から配信開始)
・人狼((独占配信)2018年10月19日から配信開始)
・シャドー・オブ・ナイト((独占配信)2018年10月19日から配信開始)
・バスターのバラード((独占配信)2018年11月16日から配信開始)
・ローマ((独占配信)2018年12月14日から配信開始)
・ブラック・ミラー:バンダースナッチ((独占配信)2018年12月28日から配信開始)
・ダンプリン(2019年5月3日から配信開始)
・マーダー・ミステリー(2019年6月14日から配信開始)
・ウルフ・オブ・リベンジ 復讐の狼(2019年9月17日から配信開始)
・アンカット・ダイヤモンド(2020年1月31日から配信開始)
・セルジオ: 世界を救うために戦った男(2020年4月17日から配信開始)
・僕のミッシー(2020年5月13日から配信開始)
・フィール・ザ・ビート(2020年6月19日から配信開始)
・WASP ネットワーク(2020年6月19日から配信開始)
・ヘイター(2020年7月29日から配信開始)
Netflixオリジナル映画でもベスト扱いのヘイターはこちらから↓
まとめ
※画像の引用元:IMDb公式サイトより
・【Netflixオリジナル映画】は映画界において今最も注目ジャンル
・【Netflixオリジナル映画】はこれからもっと伸びる
・【Netflixオリジナル映画】に対する個人的な肌感覚による歴史
・【Netflixオリジナル映画】を今こそをまとめたい
・【Netflixオリジナル映画】おすすめ最低限みておくべき10作品はこれ!
PS.個人的【Netflixオリジナル映画】ベストランキング
1.ザ・キラー