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映画【ヒート】続編が発表された今こそみるべき(キャスト・出演者紹介)

祝!「HEAT2」出版記念!映画続編の公開は期待大

今夏突如として、マイケル・マンが「HEAT2」に関してツイート。世界中がざわついたのも記憶に新しい。あのアル・パチーノロバート・デ・ニーロという2大レジェンドの初共演作で伝説の作品。その原作を出版したとの発表であったが(日本語訳未発売)、これは映画化するのも時間の問題なので、本作「ヒート」について振り返ってみたい。

 

目次

映画【ヒート】マイケル・マン突然のツイート

 

 

 

映画【ヒート】ついにきた!マイケル・マン最高傑作の続編について

 

まだ原作本が出版された段階で、映画化については正式に発表はされていない段階ではあるが、確実にその日は近づいている。

 

待望の「ヒート 」続編は、「ゴッドファーザー PARTⅡ」と同様、前日譚と7年後の続編が交互に描かれる構成ということが示唆されている。

 

前作から約30年近く経っているため、流石にパチーノとデ・ニーロが再度起用されることは難しそうだ。

 

あの2人の若い頃、そして「ヒート」の直後を任せられる俳優は決して多くない。

 

またヴァル・キルマーらを含め、他のキャラクターについても、誰が起用されるのか、新キャストは非常に興味深く、正式な製作決定が待ち遠しい。

 

映画【ヒート】171分は夢の企画に絶対に必要な長さ

本作は、1989年TV映画「メイド・イン・L.A.(約90分)」をマイケル・マンによる1995年にセルフリメイクした作品で、時間は約倍の長さになっている。

 

パチーノとデ・ニーロのW主演なのだから、それぞれのキャラクターを深掘りし、さらに対決させるんだから、これぐらい必要だし、いやもっと長くったっていい。

 

また、本作はアクションばかりが話題となるが、人間ドラマとしても丁寧な描写に時間を割いているので、非常に見応えがある。

 

ゆえに、アクションシーンの持つ意味が一段と深みを持ち、説得力を与えている。

 

男たちの愛憎入り混じった美学、凄み、悲哀がシリアス路線の極北として見事に描かれている。

 

映画【ヒート】キャラクター紹介

ヒートヴィンセント・ハナ

※画像の引用元:IMDb公式サイトより(以下同様)

 

ヴィンセント・ハナ

キャスト:アル・パチーノ

 

ワーカホリックな腕利き刑事。

 

大学院卒、海軍を経て、ロサンゼルス警察強盗殺人課の警部補。

 

仕事に取り憑かれているため、家にいつかず2回離婚しており、3度目の結婚も破綻が目前。

 

ヒートヴィンセント・ハナ

ニール・マッコーリー

キャスト:ロバート・デ・ニーロ

 

大金を専門に狙う窃盗団のボス。

 

信条である「30秒フラットで高飛びできるよう、面倒な関わりを持つな」の通りに生きてきた。

 

だがイーディとヴィンセントに出会うことで、その掟から解放され、徐々に変わっていく。

 

イーディと結婚し、自由の身になるため、ニュージーランドを目指し、最後のヤマに挑む。

 

ヒートクリス・シヘリス

クリス・シヘリス

キャスト:ヴァル・キルマー

 

ニール窃盗団No.2だが、稼いで金は全部ギャンブルで擦ってしまうタイプのため、万年金欠病。家庭は火の車となり、奥さんには愛想を尽かされている。

 

ヒートマイケル・チェリト

マイケル・チェリト

キャスト:トム・サイズモア

 

ニール窃盗団No.3、ニールに従順な部下。

 

ヒートネイト

ネイト

キャスト:ジョン・ヴォイト

 

ニール一派の資金管理などの事務を取りまとめる。現場には行かない。

 

ヒートウェイングロー

ウェイングロー

キャスト:ケヴィン・ゲイジ

 

本作におけるジョーカー。

 

身体中にタトゥーがあり落ち武者風ヘアスタイル無精ひげといった個性的なルックス。

 

ニールのチームに加わった冒頭の仕事からスタンドプレーにより、ニールを激怒させ一発退場。

 

逮捕歴も多く、大なり小なり組織ではうまくやっていけない一匹狼タイプ。

 

ヒートトレヨ

トレヨ

キャスト:ダニー・トレホ

 

ニール一派のゲッタウェイドライバー。

 

ヒートドナルド・ブリーダン

ドナルド・ブリーダン

キャスト:デニス・ヘイスバート

 

出所して飲食店でコキ使われいたが、同じ刑務所だったニールに誘われて、銀行襲撃に参加する。トレヨが土壇場で警察の追跡をまけずに降りてしまったため、代わりにニール一派のドライバーになる。

 

ヒートジャスティン・ハナ

ジャスティン・ハナ

キャスト:ダイアン・ヴェノーラ

 

ヴィンセントの妻、ローレンの母。

 

ヒートイーディ

イーディ

キャスト:エイミー・ブレネマン

 

ニールの恋人。

 

ヒートシャーリーン・シヘリス

シャーリーン・シヘリス

キャスト:アシュレイ・ジャッド

 

クリスの妻。

 

ヒートローレン・グスタフソン

ローレン・グスタフソン

キャスト:ナタリー・ポートマン

 

ジャスティンの連れ子

 

ヒートカサルスボスコジェリー・トリンブルドラッカー

カサルス

キャスト:ウェス・ステュディ

 

刑事(ネイティブ系アメリカン)、アル・パチーノの部下。

 

ボスコ

キャスト:テッド・レヴィン

 

刑事(薄毛の白人)、アル・パチーノの部下。

 

ジェリー・トリンブル

 

刑事(ブロンド髪長めの白人)、アル・パチーノの部下。

 

ドラッカー

キャスト:ミケルティ・ウィリアムソン

 

刑事(黒人)、アル・パチーノの部下。

 

アルバート・トレナ

キャスト:リッキー・ハリス

 

ヴィンセントの情報提供者。情報をもらうはずだったものの連絡が取れなくなり、ヴィンセントに怒られる。

 

リチャード・トレナ

キャスト:トーン・ロック

 

アルバートの兄。スリットの情報が、マイケル・チェリトだと判明する。

 

ケルソ

キャスト:トム・ヌーナン

 

スキンヘッド、ニールに数千万ドル稼げる銀行襲撃のヤマを紹介する。

 

事前に警報器の操作をして、警報が鳴らないようにする手配を行う。

 

アラン・マルシアーノ

キャスト:ハンク・アザリア

 

クリスの妻の不倫相手、ベガスの酒類セールスマン。

 

ドクター・ボブ

キャスト:ジェレミー・ピヴェン

 

闇医者。

 

ヒュー・ベニー

キャスト:ヘンリー・ロリンズ

 

タレ込み屋。

 

ラルフ

キャスト:ザンダー・バークレー

 

ジャスティン・ハナの不倫相手。

 

ロジャー・ヴァン・ザント

キャスト:ウィリアム・フィクナー

 

裏金の資金洗浄屋にして本作の黒幕。

 

映画【ヒート】あらすじ・ネタバレ

 

1.ニール・マッコリーの一派が現金輸送車を襲撃する。

 

ニール・マッコリーはロサンゼルスを拠点とするプロの犯罪者チームのボス。

 

ニール一派はいつも決まったメンバーで動いていて(クリス、マイケル、トレホ)、そして新たにウェイングローが今回のヤマにはじめて加わる。

 

ニールは、チームメンバーを率いて装甲車を襲撃する。

 

装甲車から無記名債券で160万ドルを奪うが、ウェイングローの不注意により警備員を殺してしまう。ニールたちは、目撃者を残さないようにするため、残りの2名の警備員も殺害する。

 

不要な殺人をおかしたウェイングローに足がつく事を恐れたニールは激怒し、チームから追い出す。

 

2.ヴィンセント・ハナ刑事らがニール一派を追跡する。

 

この事件がきっかけとなり、ロサンゼルス警察強盗殺人課のヴィンセント・ハナ警部補とその部下たちによって、ニール一派の追跡が始まる。

 

ヴィンセントの私生活は、3番目の妻であるジャスティン、継娘のローレンとの関係に苦労している。

 

一方、ニールはイーディと出会い、ふたりの交際がはじまる。

 

ニールは資金管理を任せているネイトから、盗んだ債券を元の所有者であるマネーロンダラーのロジャー・ヴァン・ザントに売り戻すことを提案され、実行する。

 

ヴィンセントは、情報提供者のリチャード・トレナからの情報により、ニール一派に近づき、監視を開始。ニールの次なる標的である場所に誘導する。 

 

3.ニールとヴィンセントが出会う。

 

ニールとヴィンセントは、はじめて顔を合わせ、コーヒーを飲みことにする。

 

そこでは、簡単な会話だけを交わすが、問題を抱えた私生活を含め、多くの点で似通っていることを感じる。

 

その後、ニールたちは次のヤマであった銀行襲撃が実行する。タレコミから数台のパトカーに取り囲まれ、ロサンゼルスの街中での大規模な銃撃戦に発展する。

 

ニール一派のドライバーが、トレホからドナルド・ブリーダンに変更となったが、ドナルド・ブリーダンは銃撃戦に巻き込まれ即死。

 

ニールは負傷したクリスを連れて逃げることに成功するが、マイケルはヴィンセントに射殺される。 

 

4.最終決戦に突入する。

 

ニールは現場に来なかったトレホの裏切りを疑い、トレホの家に到着するが、すでに虫の息になっているトレホを発見する。

 

トレホが息を引き取る前に、ウェイングローとヴァン・ザントの関与が明らかになり、ヴァン・ザントが黒幕だと知り、ニールはヴァン・ザントの邸宅に侵入し粛清。

 

クリスの妻シャーリーンは、ヴィンセントチームに保護されたが、夫を差し出すように強制される。

 

クリスが不注意に近付いて来るが、ギリギリの所でシャーリーンは手のジェスチャーでクリスへ警告し、クリスは逃亡に成功する。

 

ニールはイーディと共に、高飛びするためにロサンゼルス空港まで車で向かうが、ウェイングローの居場所を知り、自らの掟を破り復讐に向かう。

 

ニールはウェイングローの潜伏しているホテルに着くと、火災警報器を鳴らし、その騒ぎに紛れてウェイングローを粛清。

 

ニールはイーディの元に戻ろうとするが、ヴェンセントが近づいていることを察知し、その場を去る。

 

空港の駐機場までやって来ると、ふたりはお互いに距離を縮め、ヴィンセントの銃弾がニールの胸に突き刺さる。

 

ニールが倒れたところにヴィンセントが歩み寄り、ニールの手を握り締めるところで、物語は幕を閉じる。

 

映画【ヒート】名場面ハイライト(評価・解説・考察)

 

本作は、史上最高の犯罪映画のひとつ、マイケル・マンの映画監督最高傑作、90年代映画ベストのひとつといった称賛・賛辞がやまない時を超えた高評価となっている。

 

その要因として、パチーノとデ・ニーロの初共演により、歴史を作ったことが大きい。

 

ふたりの会話シーンはもちろん、ロサンゼルスのストリートでの銃撃戦シーンは圧巻で、のちの作品に与える影響は大きく、伝説となった。

 

また、アクションとドラマの素晴らしい組み合わせを提供しながら、膨大なキャストにもかかわらず、しっかりしたストーリーを軸に、この映画を信じられないものにしたのは、マイケル・マンの功績だ。

 

今なお語り継れる2大神俳優パチーノとデ・ニーロの初共演作

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深さのパチーノ、幅のデ・ニーロとしての評価が定着しているが、マイケル・マンが特典映像で、ふたりの違いが調和する、内向的・外交的な使い分けともパチーノが語っていている。

 

本作では、そんなふたりの共通点として、孤独・退屈・空虚といった点が挙げられる。

 

それゆえにふたりは立場が違えど、わかり会える相手と出会い、惹かれ合い、行き着くところまでいってしまう。

 

50代の人間ドラマとして、重厚さと繊細さを併せて描かれており、凡庸なアクションとは確実に違う、濃密さ・渋さ・無骨さを持っているため、ハードボイルドの傑作として位置付けられている。

 

映画が始まってもなかなか顔を合わせないふたりがコーヒーを飲みながら語り合うこのシーン。

 

お互いに似た物同士の生き方だと認め合うことがよく現れていて、何度聞いても、その会話には魅了される。

 

ノーランやルッソ兄弟にも影響を与えた静と動によるアクションの対比

静のオープニングでの計算し尽くされた現金輸送車襲撃シーンは痺れる。

 

動の銃撃戦は戦争映画にも引けを取らない大迫力で度肝を抜かれる。

 

人間ドラマも相まって、まさにタイトルの通りみている側もヒートしまくって昇天してしまう。

 

本作の影響は、言及されているように「ダークナイト」、「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー」、「タイラー・レイク -命の奪還-」、「グレイマン」など。

 

ロサンゼルスで繰り広げられる画と音を見事にパッケージ

 

特に目を奪われるヴィジュアルが、「コラテラル」でもみられたマイケル・マンガ得意とするロスの夜景シーン、言葉は不要。

 

撮影は、ロサンゼルスの風景を目にみたままを映し取るには特殊な技術を駆使して撮影したダンテ・スピノッティ

 

ダンテ・スピノッティは、マイケル・マンの作品を多く手がけ、「L.A.コンフィデンシャル」 と「インサイダー」で2度のアカデミー賞にノミネート。

 

音楽についてもマイケル・マン独自のセンスが現れていて、クロノス・カルテットブライアン・イーノ、モービーらとエリオット・ゴールデンサールのスコアが豪華な組合せのサントラ。

 

エリオット・ゴールデンサールは、「フリーダ」でアカデミー作曲賞を受賞し、マイケル・マン監督作品では「パブリックエネミー」も手掛けた。

 

銃声音は、耳をつんざく爆音が響き渡る。

 

なぜニールはイーディの顔をみて逃げたのか?

 

前述の通り、ヴィンセントに惹かれたためだと思われる。

 

実際には、ヴィンセントが近くまで迫っていたので、イーディを巻き込まないためという建前はあるが、だったらあんなに火災警報を派手に鳴らさなくても静かに粛清できたはずだ。

 

今までなら「フラット30秒」ルールで真っ先に逃げ出していたはずが、その掟を破り、わざわざ土壇場で、ウイングローを始末しに立ち寄る。

 

ヴィンセントも「奴ならきっと戻ってくる」とニールの行動を予測して網を張り、粘り強く待機していた。

 

そして、ウイングローはあっさり始末するも、ヴィンセントとのケリをつけるため、イーディの元には帰らない。

 

結局、女より男の友情を取ってしまう。

 

イーディから、「男って馬鹿よね〜」と言われているように感じた。

 

ラストの対決

 

案の定、ヴィンセントを呼び込むことに成功したニールは、一騎打ちの決闘に持ち込む。

 

轟音と眩いばかりの閃光による演出。

 

一瞬のうちに両雄の対決は決着がつく。

 

そしてヴェインセントは手を握り、ニールは最後の言葉を囁く。

 

兎に角カッコいい漢の生き様に今日も酔いしれる。

 

映画【ヒート】作品概要

ヒート作品概要

 

原題 Heat

製作 1995年

製作国 アメリ

 

スタッフ

監督 マイケル・マン

脚本 マイケル・マン

製作 マイケル・マン

   アート・リンソン

音楽 エリオット・ゴールデンサール

撮影 ダンテ・スピノッティ

 

まとめ

ヒートトップ

・映画【ヒート】マイケル・マン突然のツイート

・映画【ヒート】ついにきた!マイケル・マン最高傑作の続編について

・映画【ヒート】171分は夢の企画に絶対に必要な長さ

・映画【ヒート】キャラクター紹介

・映画【ヒート】あらすじ・ネタバレ

・映画【ヒート】名場面ハイライト(評価・解説・考察)

・映画【ヒート】作品概要

・まとめ

 

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