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映画【ボーダーライン】(あらすじ・ネタバレ)

  

アンサンブルが奏でるメキシコ麻薬戦争

監督 ドゥニ・ヴィルヌーブ、脚本 テイラー・シェリダン、撮影 ロジャー・ディーキンス、音楽 ヨハン・ヨハンソンによる蒼々たるスタッフ陣。その想いを見事に体現化したキャストにより、冒頭から終わりまでまさに麻薬のように研ぎすまされている。また、最後に気になる続編の監督ステファノ・ソッリマを紹介。

 

目次

映画【ボーダーライン】才気あふれる屈指の才能が集結

 

この不穏な空気感のヴィジュアルをカメラにおさめた、名匠・ロジャー・ディーキンス

 

だれもが予想できなかった特殊構造のストーリーテリング、脚本 テイラー・シェリダン

 

鳴り響く重低音は無意識に引きずり込まれてしまう、音楽 ヨハン・ヨハンソン

 

類い稀なスタッフ・キャストたちをひとつにまとめ、メキシコ麻薬戦争という、異世界感の構築・製作に成功した、監督・ ドゥニ・ヴィルヌーブ。

 

ボーダーラインロジャー・ディーキンス

※画像の引用元:IMDb公式サイトより(以下同様)

 

映画【ボーダーライン】作品概要

ボーダーライントップ

 

ボーダーライン

原題 Sicario

製作 2015年

製作国 アメリ

 

スタッフ

監督 ドゥニ・ヴィルヌーブ
製作 ベイジル・イバニク
   エドワード・L・マクドネル
   モリー・スミス
   サッド・ラッキンビル
   トレント・ラッキンビル

脚本 テイラー・シェリダン
撮影 ロジャー・ディーキンス
音楽 ヨハン・ヨハンソン

 

キャスト

・ケイト・メイサー/エミリー・ブラント
・アレハンドロ/ベニチオ・デル・トロ
・マット・グレイヴァー/ジョシュ・ブローリン
・レジー・ウェイン/ダニエル・カルーヤ

・テッド /ジョン・バーンサル
・マニュエル・ディアス /ベルナルド・サラシーノ
・ギレルモ /エドガー・アレオラ
・シルヴィオ /マキシミリアーノ・ヘルナンデス

ファウスト・アラルコン /フリオ・セサール・セディージョ

 

映画【ボーダーライン】 あらすじ・ネタバレ

 

FBIの捜査官ケイト・メイサーは、誘拐事件の人質を救うため、アリゾナ州の荒野にたたずむ一軒家に強行突入する。

 

そこで信じがたい光景を目の当たりに。壁の中に腐乱した死体が何体も隠されていたのだ。

 

実はその家は、メキシコの麻薬組織ソノラ・カルテルアメリカ側のボス マヌエル・ディアスの所有物だった。

 

ソノラ・カルテルとディアスの追跡を担う特殊チームの一員となったケイトは、アリゾナ州の空軍基地へ赴く。

 

チームのリーダー・マット・グレイヴァーに迎え入れられ、小型ジェットに乗り込むと、機内にはアレハンドロという見知らぬ男が。

 

彼は、麻薬カルテルの内情を知る作戦に携わっているコンサルタントだという。

 

メキシコ・フアレスへ向かう中、作戦について何も知らされていないケイトはグレイバーに説明を求めるが、なぜか具体的なことを明かされない。


メキシコに到着した一行は、武装した現地警察の先導の元フレアス市内へ。

 

途中ケイトは、麻薬カルテルが見せしめのために殺した人々の惨たらしい死体を目にする。街はカルテルに完全に支配されていた。

 

チームは、ある施設でソノラ・カルテルのフアレス側のボス ディアスの従兄弟・ギエルモを確保。

 

アメリカの国境手前で渋滞に巻き込まれたとき、カルテルの襲撃を悟ったチームは敵に銃撃を浴びせ、皆殺しにしてしまう。

 

民間人が犠牲になるかもしれない、めちゃくちゃなやり方にケイトはマットを激しく非難。しかし、「これが現実だ」と一蹴されてしまう。


アリゾナに戻ったケイトは、カルテルを混乱に陥れ、アメリカのどこかに潜むディアスをメキシコに呼び戻させるという作戦を聞く。

 

上手くいけば、ファウスト・アラルコンの居場所が分かるという。

 

彼らの真の狙いはディアスではなく、ソノラ・カルテルのナンバー3、ファウスト・アラルコンだった。

 

宣言通り混乱を引き起こすため、金融機関に現れたカルテル資金洗浄屋を拘束してディアスの口座を凍結。

 

ケイトは、手荒な手段でなく、合法的にディアスを捕まえようと訴えるが、聞き入れてもらえず、苛立ちを押さえられない。そんな折りケイトは、パートナーのレジーとともに出掛けたバーで出会った男・テッドと関係を持ってしまう。

 

テッドはカルテルに関わる汚職警官だった。殺されそうになったところにアレハンドロが現れ、命を助けられる。

 

アレハンドロとマットに自分が囮として使われたことを知り、何も信じられず、無力感に打ちのめされるケイト。


やがてチームは作戦通り、ディアスをメキシコに呼び戻すことに成功。

 

カルテルが密輸に使うトンネルを襲撃することに。ミッション直前、ケイトは自分が都合よく利用されていたことを知らされる。

 

さらに、アレハンドロがチームに参加した目的は、麻薬カルテルによって妻と子の復讐を果たすためだったことが明かされる。

 

CIAは彼を利用し、コロンビアの麻薬組織による一党支配が再び確立されることを狙っていた。

 

善と悪のボーダーラインはどこなのか。揺らぐケイトは、それでも作戦の全貌を見届けるため、ミッションに参加するが、さらなる非情な現実に直面させられることとなる。

 

映画【ボーダーライン】キャラクター紹介


 

ケイト・メイサー

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FBIで誘拐事件を担当する捜査官。

 

強い正義感を持ち、特殊チームへのスカウトを受ける。

 

キャスト:エミリー・ブラント

 

マット・グレイヴァー

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超法規的行動を取れる権限を持つ特殊チームのリーダー。

 

防相の顧問と名乗るが実はCIA。

 

キャスト:ジョシュ・ブローリン

 

アレハンドロ

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謎めいた寡黙なコロンビア人。

 

「幽霊」の通り名がある。

 

ファウスト・アラルコン(ソノラ・カルテルのナンバー3)殺害という目的が同じCIAと手を組み、国防総省コンサルタントの肩書で特殊チームに参加している元検事。

 

闇を抱えるその正体は麻薬カルテルであるソノラ・カルテルにより妻と子を殺され、復讐の鬼と化す、コロンビアの麻薬カルテルメデジン・カルテルに雇われる殺し屋。

 

戦闘能力が非常に高く、目的のためには手段を選ばない。


アレハンドロ役について、この映画はフィクションのため、モデルはいないとベニチオ・デル・トロはインタビューで語っている。

 

キャスト:ベニチオ・デル・トロ

   

ジー・ウェイン

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FBIでケイトの相棒で友人。終始蚊帳の外。

 

キャスト:ダニエル・カルーヤ (写真:右)

  

テッド

ジーの友人の警察官。

キャスト:ジョン・バーンサル

 

マニュエル・ディアス

ソノラ・カルテルアメリカ側のボス

キャスト:ベルナルド・サラシーノ

 

ギレルモ

マニュエルの従兄弟で、ソノラ・カルテルのフアレス側のボス。

キャスト:エドガー・アレオラ

 

シルヴィオ

ソノラ・カルテルに買収されている

メキシコ警察の警官。

 

妻と息子と暮らしているが、パトカーを使って麻薬の運び屋をしている。

 

キャスト:マキシミリアーノ・ヘルナンデス

 

ファウスト・アラルコン

ソノラ・カルテルのナンバー3、今回のラスボス。

 

キャスト: フリオ・セサール・セディージョ

 

映画【ボーダーライン】名場面ハイライト(評価・解説・考察)

 

過去最高のドゥニ・ヴィルヌーブが大炸裂!!!

 

ドゥニ・ヴィルヌーブ による、ドゥニ・ヴィルヌーブ の最高傑作であり、ドゥニ・ヴィルヌーブ らしい特殊構造を持った映画。

 

ラスト30分でアレハンドロの無双シーンを際立たせるため、映画を観ているこちらも思いっきり、陽動作戦にハマってしまった。

 

テイラー・シェリダンによるはかりしれない脚本効果

メキシコの移民問題、麻薬戦争をリアルに体感し背景にした、善悪の境界線を探った物語が骨格となり、オリジナル脚本を執筆。

 

のちにフロンティア3部作となる脚本家によるデビュー作とは思えない堂々たる才能の開花。

 

地獄巡りライド映画最前線

 

ケイトと共に、メキシコ麻薬戦争の地獄巡りライド映画(次々と現れては消える怪奇的な現象)に放り込まれる。

 

そして、最後にはそのライド映画ですらなくなってしまい、結局ケイト自身は肝心な所は、関与できずに終わってしまう。

 

観ている側は、アレハンドロの真の姿を観る事が出来たのだからこんなに幸せな事はない。

 

ボーダーラインのサントラについて 

 
一生聴ける音楽」
 
ヨハン・ヨハンソンの音楽を一言で形容するならば、つまりはそういうことだ。
 
スコアのみ全18曲。
 
飽きることのないインストは、無駄を省いたストイックなスタンス。
 
この映画を、強いては彼の生き様を強く刻印しているように響く。
 
まさしく紛れもなく最高の一枚に仕上がっている。
 
いつでも、どこでも、誰とでも、毎日聴くような音楽ではないけれど、この映画を観る前や観た後には絶対に欠かすことの出来ない絶対的不変の存在。
 
それがヨハン・ヨハンソンという希有な才能だ。
 
特に、この映画のハイライト、#2のThe Beast
 
鳴り響く重低音は、没入度の高い渾身の傑作ナンバーだ。
 
惜しむべくは、ヨハン・ヨハンソンは、2018年2月9日に48歳という若さで他界している。
 
 
・マザー! mother!(2017年)
マグダラのマリア Mary Magdalene(2018年)
・マンディ 地獄のロード・ウォリアー Mandy (2018年) ※遺作
 

追悼 ヨハン・ヨハンソン

 

続編はもっとヤバいジェットコースタームービーになる

 

しかも、「ボーダーライン」はこれだけでは終わらない。

 

現時点で詳細は不明だが、次作はアレハンドロの正体がわかった所からスタートするわけだし、ソノラ・カルテルのボス(麻薬王)が登場するはず。

 

地獄巡りどころか、全面衝突を繰り広げるメキシコ麻薬戦争の地獄絵図・全編血みどろのジェットコースタームービーとなるのは間違いない。

 

続編監督もイタリアから新鋭のやばい奴がキタ!

 

そんな監督に大抜擢されたのが、イタリアで「暗黒街」という新たなる大傑作、イタリアン・フィルム・ノワールを撮ってしまったステファノ・ソッリマなのだ。

 

イタリアの名手がメキシコの麻薬戦争を、どうやって新たな世界を観せてくれるのか、楽しみでしかたがない。

 

ステファノ・ソッリマについては、こちらをチェック↓

narcos.hatenablog.com

  

続編のボーダーライン:ソルジャーズデイ は、こちらをチェック↓

narcos.hatenablog.com

 

まとめ

・映画【ボーダーライン】才気あふれる屈指の才能が集結

・映画【ボーダーライン】作品概要

・映画【ボーダーライン】あらすじ・ネタバレ

・映画【ボーダーライン】キャラクター紹介

・映画【ボーダーライン】名場面ハイライト(評価・解説・考察)

・映画【ボーダーライン】続編監督もイタリアから新鋭のやばい奴がキタ!

 

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