※ドラマタイトルの「ナルコス」は麻薬密売人を意味する
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目次
- シーズン3 エピソード1 「カリの紳士たち」 あらすじ・ネタバレ(実話・実在・実録)
- シーズン3 エピソード2 「カリのKGB」 あらすじ・ネタバレ(実話・実在・実録)
- シーズン3 エピソード3 「資金洗浄ルート」 あらすじ・ネタバレ(実話・実在・実録)
- シーズン3 エピソード4 「チェックメイト」 あらすじ・ネタバレ(実話・実在・実録)
- シーズン3 エピソード5 「駆け引き」 あらすじ・ネタバレ(実話・実在・実録)
- シーズン3 エピソード6 「万全の策」 あらすじ・ネタバレ(実話・実在・実録)
- シーズン3 エピソード7 「出口なし」 (実話・実在・実録)
- シーズン3 エピソード8 「共存」 あらすじ・ネタバレ(実話・実在・実録)
- シーズン3 エピソード9 「大統領の買収」 あらすじ・ネタバレ(実話・実在・実録)
- シーズン3 エピソード10 「再びカリへ」(実話・実在・実録)
- まとめ
シーズン3 エピソード1 「カリの紳士たち」 あらすじ・ネタバレ(実話・実在・実録)
※画像の引用元:IMDb公式サイトより(以下同様)
麻薬捜査官(DEA)のペーニャは、パブロ・エスコバル討伐後、父親の忠告も聞かず、現場へ戻る。
かつて、カリ・カルテルがパブロを倒すために、一時的にロス・ぺペスと協力していた。
しかし、今はメデジン・カルテルの代わりに台頭しているので、DEAの一番の標的となっていた。
カリ・カルテルの流儀はパブロとは違い、民衆を味方につけるのではなく、実力者を味方につけるものだった。
カリ・カルテルの幹部も含め、関係者が一同に集まり、ある計画を発表しようとしていた。
その集まりの前、警備責任者コルドバは、ヒルベルトが何を発表するか気にしていた。
コルドバの部下ホルヘは、組織を抜けるつもりなので、ヒルベルトの計画は気にしていなかった。
カリ・カルテルの幹部である4人、ヒルベルト、ミゲル、パッチョ、チェペは、久し振りの再会を祝し、乾杯。
パッチョは、ヒルベルトにバジェ北部のクラウディオと揉めているから、今夜中にカタをつけたいと相談する。
ヒルベルトから、今は大事な時だから我慢した方がいいと諭される。
ヒルベルトは、その集まりで驚愕の計画を発表。
その計画とは、自分たちの築いてきた麻薬帝国である、コカインから手を引き、資産等を合法化ビジネスに移転させ、安泰させるために自首するというものだった。
ヒルベルトは6ヶ月後に計画を実行するから、それまでに荒稼ぎをしようとスピーチを締める。
パーティの中でミゲルはマリアという女性に出会い、ひとめ惚れするが、対立しているバジェ北部のクラウディオの女である事がわかる。
また、パーティにDEAに協力させられている協力者が混じっている事をホルヘが見抜き、口を割らせる。
ミゲルはホルヘをほめて、組織を抜けたがっているホルヘに、6ヶ月後の自首まで延長するように説得する。
嫁に頭が上がらないホルヘは家に帰ってその事を話すと嫁に怒られる。
協力者を使って、接触しようとしていたDEAに、カリ・カルテルは警告した。
カリカルテルは1年に10億ドルを使い、街全体を監視していたのだ。
内容は自首計画に反対者達の録音テープだった。
その中のひとつに、バジェ北部のクラウディオのテープがあった。
これにミゲルは反応し、奴は俺らをナメていると言うと、元々関係がよくなかったパッチョが加勢した。
早速、パッチョが部下を引連れ、クラウディオが遊んでいるクラブへ乗込む。
クラウディオへ和解を示すのもつかの間、襲撃、粛正。
死体もカリの紳士らしくスマートに片付ける。
禁煙していたペーニャは、久し振りにタバコに火をつけた。
シーズン3 エピソード1 名場面ハイライト(評価・解説・考察)
パッチョのクラウディオ襲撃のシーンは痺れるほど美しい。
クラブでダンスを楽しんでいるフロアは、カリ・カルテルの幹部、パッチョの登場により空気は一変し、緊張感に包まれた。
複数人の部下と単車で現れたパッチョは、クラウディオを一瞥、そのままカウンターヘ行くと、クラウディオへボトルを差入れ。
これまでの事は水に流そうと持ちかける。
戻ったら一緒に飲もうとフロアへ繰り出し、部下のひとりと踊り、そのままディープキスをフロア中に見せつける。
安心させきった所で、クラウディオの元へ戻ると、クラウディオの頭めがけて、さきほどのボトルをフルスイングで振り下ろす。
その後は、無慈悲な処刑シーン。
バイクで手足を縛ったまま泣け叫ぶ宙吊りのクラウディオを、各車アクセルを吹かしつつ発車させ、手足がバラバラになり粛正される。
非暴力を掲げるカリ・カルテルの中で、数少ない貴重な残虐シーン。
シーズン3 エピソード2 「カリのKGB」 あらすじ・ネタバレ(実話・実在・実録)
突然いなくなったクラウディオと、突如発表された自首問題について、バジェ北部のボスであるエメオと話をつけるヒルベルト。
そこへパッチョが現れ、事態が落ち着くまでの間と、この機会に利益を最大化させるため、ヒルベルトはパッチョをメキシコへ派遣する。
一方、ペーニャは部下がふたりがカリで勝手に動いた事が問題となり、その部下たちはビザを取り消され、帰国となる。
カリでガス漏れ問題がニュースになる。
4人の子供が死亡し、多数の被害者が出る大惨事。
ガス漏れの原因は不明となっているものの、ダビドの塩素ボンベによるミス。
この事件の関与がバレると、パブロと同様と見なされ、交渉してきた政府との取引もなくなるとヒルベルトはあせっていた。
嗅ぎ回っている記者と検査官がいるので、記事は買取、検査官の弱みにつけ込み、もみ消すためコルドバとホルヘが接近することになる。
新人のDEA捜査官クリスがカリ・カルテルの資金源の事で気になる事があると、ペーニャの元にファイルを渡し、カリ行きを懇願するも却下される。
ホルヘの調査により、検査官の妻の不倫が判明し、記者会見前にゆするネタが出来た。
NYにいるチェペは、仕入れ元から指定量が買えなくなった理由を聞くと、ドミニカ人が経営する美容院のせいだと判明する。
ペーニャにアルバレスという女性記者が接近し、カリのガス漏れ事件にカリ・カルテルが関与しているのではないかと伝える。
ホルヘが検査官にネタを持って交渉に行く。
ナベガンテは、夫クラウディオを探しまわっているマリアを車に乗せミゲルの元へ運ぶ。
NYのチェペは美容院の視察にいき、ストレートパーマを施術していた。
ミゲルは、マリアをレストランで待っていた。
マリアから旦那の事を話して欲しいと言われ、借りを返すためにミゲルのパートナーが、クラウディオを殺したと伝える。
美容院でゴネていたチェペの元に、ドミニカ人達がやってくるも返り討ちにする。
ホルヘは家で、テレビを見ながらガス管の欠陥による事故だったと発表されるニュースを確認した。
また、このニュースをテレビで見たペーニャは、クリスに相棒と共にカリ行きを告げるのだった。
シーズン3 エピソード2 名場面ハイライト(評価・解説・考察)
パーマ施術中にも関わらず、返り討ちにするチェペに乾杯。
ドミニカ人たちが武器を構え、美容院を出て行くように伝えられ、カウントダウンに笑いながら応じるチェペ。
美容院で被るハットの下に、マシンガンが仕込んであり、勝手にカウントダウンを早めて先制攻撃で皆殺し。
シーズン3 エピソード3 「資金洗浄ルート」 あらすじ・ネタバレ(実話・実在・実録)
パッチョがメキシコの麻薬王、空の王者アマドに会う。
パッチョの弟アルバロを紹介する。
3人でアマドの家へ向かう。
ペーニャの語りで、資金洗浄の手口が紹介され、カリ・カルテルを潰す手口は、資金洗浄を暴く事だと伝えられる。
ふたりの新人DEA捜査官クリスとダニエルがカリ入りし、地元警察と協力し操作を進める。
ペーニャの捜査が進み、カリ・カルテルの資金洗浄係の名前が判明する。
名前はフランクリン・フラド。
ペーニャが記者のアルバレスに、口座管理をしているのがフラドである事を伝え、住所を知りたいと話す。
「上司は知っているの?」と聞かれノーコメントと返す。
ペーニャはフラドの自宅からフラドを車で追跡。
自宅から空港へ行き、パナマ行きを確認すると、ペーニャもそれに続く。
ホルヘの部下エンリケから、ホルヘに連絡が入り、強制捜査に入るから、会計主任のパロマリを連れ出すように指示を出す。
クリスとダニエルはカリ・カリテルの事務所に令状を持って踏み込む。
ホルヘからもパロマリに電話を入れ、ガサ入れがあるから逃げるように警告するが、パロマリは大事な仕事があると言って相手にしない。
ホルヘがパロマリの事務所に到着するやいなや、現金を隠すなどして、何とか難を逃れる。
大事には至らなかったカリ・カルテル側だが、DEA捜査官に書類を押収されてしまう。
クリスとダニエルは事務所に戻り、押収した書類を確認していると、警察側に書類を取り押えられてしまう。
警官は組織に買収されており、今夜の最終便でボゴタに戻るように指示があり、ふたりは落胆する。
ハメられていた事に気づき、ペーニャに連絡するも電話が通じない。
ボゴタ行きの最終便を待つふたりは、飛行機を待っている時、ダニエルは何かを思い出し、クリスに語る。
チリに赴任していたダニエルは、パロマリにはチリなまりがあり、チリでしか使わない言葉をしゃべっていたと言う。
パロマリがチリ出身なら送還の対象になると話し、最終便でボゴタに戻るのもやめて、現場へ戻る。
パナマから戻ったペーニャだったが、フラドがパナマからどこへ向かったのか見失ってしまう。
また、ペーニャは、運転手からクリスとダニエルから何度も連絡があったと伝えられる。
ペーニャから運転手に、フラドの妻がボゴタにいるから、電話を盗聴するように命令を出す。
ホルヘは、妻のパオラと投資家ふたりで、レストランで警備会社設立のための会食をしていた。
突然、ダビドが登場し、邪魔をされて話は流れてしまう。
警備責任者のコルドバとパロマリは重要な書類を直接届けたいというやりとりをして、ふたりで車で走らす。
そこへ、パロマリを警戒していたクリスとダニエルがふたりの車を尾行する。
マリアはミゲルを呼び出すと、マンションを与えられ、愛人契約を示されていたミゲルに、条件を教えて欲しいと言う。
ミゲルはマリアの望む通りにすると返すと、マリアは継母の元にいる息子を取り戻したいと言う。
これでふたりの愛人契約は合意される。
クリスとダニエルが到着した先は、ヒルベルトの隠れ家だった。
クリスから報告を受けたペーニャは、夜遅かったが、大臣の家を訪問し、ヒルベルトを逮捕したいか確認する。
シーズン3 エピソード3 名場面ハイライト(評価・解説・考察)
ホルヘのパロマリ事務所でのカバー・ディフェンス。
サッカーの名リベロ選手のように、最前線から一気にゴール前まで戻る素晴らしい運動量を披露し、見事ゴール前を死守したホルヘ。
対するパロマリは、警戒心が欠如し過ぎているため、この後さらなる大チョンボをやらかす。
警備責任者のコルドバとパロマリは尾行の警戒をおこたり、DEA捜査官にヒルベルトの隠れ家を教えてしまう。
シーズン3 エピソード4 「チェックメイト」 あらすじ・ネタバレ(実話・実在・実録)
ペーニャがカリの警察側とヒルベルト逮捕作戦を指揮している。
ペーニャの語りで、ヒルベルトの優雅な生活が映し出される。
ヒルベルトの管理能力は完璧で、妻が3人いても商売同様に管理を徹底してるから、家庭内の平和は保たれていた。
また、ヒルベルトの外部環境は敵よりも味方が多かった。
ペーニャ一行がヒルベルトの隠れ家に踏み込む。
ヒルベルトの姿は見えないものの、豪邸の中に隠れているかもしれないので、徹底的に探すように指示がなされる。
ヒルベルトの隠れ家の前で監視していたホルヘに、ミゲルから連絡が入る。
ナベガンテが迎えに行くから、大事な仕事を受けて欲しいと言われ、ヒルベルトの隠れ家はコルドバに任せられる。
ミゲルはマリアへ最も優秀な部下に仕事を任せたと言う。
その直後、ヒルベルトの隠れ家に踏み込まれている最中に、マリアを抱いている。
ホルヘとナベガンテは継母の元にいる、マリアの息子ペドロを迎えに行き、強引に奪還する。
ヒルベルトの隠れ家では、家宅捜査側の視点と、隠れ家のどこかの隙間からその様子を息を潜めて見ているヒルベルト側の視点とが、交互に描かれる。
ペーニャが家の中の階段に足を踏み入れると、中が空洞なような音がして、足をとめる。
銃を片手に慎重に階段を確認するペーニャ。
どこかで観ているヒルベルトも銃を構えている。
その階段をペーニャが持ち上げた時、ヒルベルトがものすごい形相で睨みながら銃を構えていた。
ヒルベルトへ銃を下ろすようにと伝えるペーニャ。
ペーニャの仲間が銃を構え加勢する。
どうにもならないヒルベルトは諦めて銃を下ろす。
ヒルベルト逮捕。
カリ・カルテルに買収されている大尉が現場から連絡し、買収側警官が空軍基地までの移送中に、ヒルベルト移送を妨害する。
移送中、買収側の警官に止められるDEA捜査官のクリス。
荷台を開けられるように強制されるも、それはおとりのトラックだった。
ヒルベルトを乗せた移送トラックは空軍基地に到着すると、買収側の警官複数人がペーニャ達に向けて銃を構えて、待っているという異常な光景。
買収側の警官を説得させ、ヒルベルトをカリからボドタへ飛行機で移送する。
ボゴタに着いたヒルベルトはマスコミに囲まれ、ヒルベルト逮捕時の実写映像が流れる。
ホルヘはペドロを連れて、マリアのマンションにいるミゲル一同と合流する。
ヒルベルト逮捕により、緊張会議。
コロンビア政府、アメリカDEAが顔を合わせ、コロンビア大統領まで出席。
政府側は自首について進めてきたので、逮捕では騒ぎが大きくなるから、釈放するべきとの意見が出るが、大統領はカルテルに屈しないためにも、ヒルベルトの逮捕は有効だと言う。
マリア宅ではミゲルを中心に、ヒルベルト逮捕の責任を追求する。
記者会見するペーニャは、残り3人の幹部も逮捕すると発表。
事務所に戻り、祝い酒をしているペーニャの元に、大佐がやってくる。
カリ・カルテルのパロマリの事務所で押収した書類は、買収警官リストで自分の名前があったと告白される。
そのため、バッジを返上せざるを得なかったと言い、ペーニャにも気をつけるように警告する(不当逮捕を主張するため、大佐は犠牲になった)。
ペーニャは、カリ・カルテルの組織図のヒルベルトに、バツ印をつけ、次の仕事に取りかかる。
シーズン3 エピソード4 名場面ハイライト(評価・解説・考察)
時の権力者から、急転落下し、かくれんぼで捕まってしまい、小学校のように見えるヒルベルトの逮捕劇。
天下を取った自由過ぎる生活から、進めていた自首計画ではなく、逮捕で全てを失うという予測不能な事態。
檻の中での不自由さから、強烈に精神を蝕んでいくのに抗う様は、かつての麻薬帝国の王の威厳は失いつつある。
また、ヒルベルト不在のカリテルは、とたんに輝きを失い、勢いが止まり、危険に怯え、責任転嫁、内部での信頼感も徐々に薄まっていく。
パブロに2シーズンたっぷり使ったのに比べ、ヒルベルトはこの後も出番が少ない。
もっと希代のカリスマを観たかったが、それでもこれから加速度的に面白くなるのが、このシーズンの凄いところだ。
シーズン3 エピソード5 「駆け引き」 あらすじ・ネタバレ(実話・実在・実録)
ミゲルとの電話でやりとりでは、DEA側での動きによる逮捕のため、買収していた「友人」は何も知らず、原因はわからないとこと。
ペーニャは大臣との打合せで、部下を捜査制限から自由にして欲しい旨を伝え、次の根回しに動く。
ミゲルはヒルベルトの逮捕原因を知りたがっていた。
裏切り者がいるかどうなのか。
コルドバとホルヘにヒアリングするも成果が上がらず、イライラは頂点に達っしようとしていた。
ミゲルからふたりへ今日中に真相を突き止めるように厳命がくだる。
ペーニャはカルテルの洗浄係であるフラド夫婦の盗聴テープを聴き、妻のクリスティーナがヒルベルト逮捕にあせっているのを確認する。
ミゲルは北部バジェのボス エメオを招き、ヒルベルト逮捕は一時的なもので、問題ない旨を説明するが、エメオは怪しんでいる。
しかも、元部下の妻であるマリアと、ペドロを囲っているのを見られてしまう。
エメオは見てない振りをしつつ、カリ・カルテルが落ち目であると判断、カリ・カルテルへ牙をむきはじめる。
大尉の情報ではDEAのふたりは、ボゴタ行の飛行機に乗ったとの情報だった。
裏を取り乗っていなかったと伝えるも、シラをきられてしまう。
コルドバとホルヘは、DEA捜査官ふたりは空港から引き返し、誰かを尾行、ヒルベルトの隠れ家に辿りついたと予測。
ミゲルに本当の事を知られると、責任を取らされるのを恐れたコルドバは、真犯人をでっち上げようとする。
大尉が嘘をついた事にし、ホルヘに話を合わせるように強要する。
その打合せ通り、ミゲルへ報告すると、今後は大尉から目を離すなと言われ、安心するコルドバとホルヘ。
クリスティーナはペーニャを家に招き、ペーニャは手遅れになる前に電話をくれるように伝え、家を出る。
ニコラスは、拘束中のヒルベルトに、状況が変わり、自首はできなくなったので、新しい条件で降伏するように説明する。
クリスティーナはフラドに電話で、足を洗うように懇願する。
その様子をペーニャが盗聴している。
ホルヘにダビドから電話が入り、ミゲルから呼び出される。
ペーニャが盗聴テープからフラドの場所を特定。
パッチョはアマドからオファーを受けていたが、アマドのオファーを断る。
理由は、ロドリゲス兄弟とチェペを、家族のように考えているので、大事な時に抜けられないという事。
ホルヘがミゲルの元へ着くと、大尉は拷問されプールの水で粛正。
コルドバ、コルドバの妻ソフィアも逃亡罪により、裏切りと見なされ粛正。
ホルヘが警備責任者に任命される。
クリスティーナからペーニャに連絡が入る。
アメリカへふたりとも帰国するのを条件に、フラドを説得させるといい、合意。
ペーニャはフラドがいるキャラソー島へ向かう。
ホルヘはふたりの新人捜査官に、お互い助け合えると電話で伝える。
シーズン3 エピソード5 名場面ハイライト(評価・解説・考察)
女たらしペーニャと、金髪美女クリスティーナのバーでのやりとり。
本編では珍しく、美男美女競演による超爽やかなこのシーン。
クリスティーナがバーから帰るタイミングに合わせて、「あらちのお客様からです」とドリンクを差入れる。
キメ顔で寂しい人妻の心をわしづかみにする、見事なアプローチ。
そのままピロートークで、警戒心を解く事に成功させるも、クリスティーナは人妻を理由に立ち去ろうとするが、間髪入れず、本題をブッ込む。
狙った獲物は逃がさない急接近テクニックを見せつける。
出来る男は違う。
シーズン3 エピソード6 「万全の策」 あらすじ・ネタバレ(実話・実在・実録)
ホルヘと新人DEA捜査官クリスとダニエルが初めて対面で接触。
ホルヘはカリ・カルテルの有益な情報を出すから、家族と共にアメリカに逃がして欲しいと持ちかける。
しかし、ミゲルを差出すように求めれ、短い時間での打合せは顔合わせ程度になる。
キュラソーにいるペーニャは、フラドにカリ・カルテルの証言をさせるべく、逮捕のために動く。
ホルヘは警備責任者の挨拶を行い、ダビドのチームがミゲル警備になったので、協力するように頼む。
チェペはNYのコカイン工場の爆発がニュースとなり、追われていた。
チェペはテレビで記者に、爆破のリーダーだと特定されているのを苦々しく思っている。
ニコラスはヒルベルトにも説明した、自首計画に変わる新たな降伏条件をミゲルにも伝える。
また、ボゴタの友人が、カリ・カルテルとの関与の発覚を恐れており、パロマリから足がつく事から、始末するように伝える。
ミゲルがダビドにパロマリを隠れ家に移し、監視するように指示する。
その日の夜からカリでは1週間に渡るお祭りがある。
初日は大切な夜なので、ヒルベルトの変わりに、ミゲルに出席するように説得するダビド。
家族共々、隠れ家に移されたパロマリは不満が爆発。
バジェ北部のエメオとメキシコのフアレスのアマドが電話で情報交換。
カリ・カルテルは新しい降伏条件にて交渉中。
また、NYの工場は爆破騒ぎが起きており、カリ・カルテルは終わりだと言う。
アマドはエメオの荷物だけ運ぶと伝える。
エメオは、もうひとつの件はどうなっているか確認する。
ダビドはミゲルがパーティに行くため警備の相談する。
ホルヘはその情報をクリスとダニエルに伝え、会場の外で逮捕するように連絡する。
疑心暗鬼なふたり。
ペーニャはフラドに接触しようとすると、逃げられてしまうが、追跡・逮捕。
大使へ連絡してカリ・カルテルに知られる前に、アメリカへ逃がすように伝える。
ペーニャはフラドに証言すればアメリカに逃がすと持ちかけるが、フラドは妻が来るまで話さないという。
NYではチェペがテレビレポーターの記者に取引を持ちかけるが、交渉決裂しその場で粛正する。
カリのパティー会場にミゲル一行が到着する。
トイレでホルヘがクリスに接触し、店で逮捕するのは危険だから外で逮捕するように伝えるも、ふたりで様子を見にきただけと話すと、ミゲルの元へ急いで戻るホルヘ。
ミゲルに急いでここを出るように伝えている最中、襲撃される。
メキシコにいるパッチョも夜、酒をたしなんでいると、突如襲撃を受ける。
ミゲルは警備され何とか逃げ出し、パッチョは返り討ちにするも、弟アルバロが重傷を負ってしまう。
フラドの妻クリスティーナは、ペーニャに連絡すると、フラドの逮捕を聞かされる。
ペーニャからカルテル等から身を守るため、アメリカ大使館で保護してもらうように助言される。
クリスティーナはカリの大使館に向かう途中で、ナベガンテに拉致(保護)される。
ペーニャはカリ・カルテルの弁護士から、クリスティーナがカリ・カルテルと一緒にいるから、フラドは証言する気がなくなった事を聞かされる。
ミゲルの警備がうまくいったことでホルヘをミゲル専属の警備責任者に昇格させる。
おもしろくないダビド。
ミゲルはヒルベルトに電話し、ヒルベルトは反対するものの、ミゲルはバジェ北部に報復を決意する。
ホルヘは、クリスとダニエルの隠れ家を訪問し、なぜふたりだけで来たのか、問いつめる。
もっとお互いを信用するようにと強調する。
ミゲルの居場所を伝え、クリスからはポケベルを受け取る。
ミゲルは家に戻り、DEAとの取引を妻に伝えると反対される。
パッチョとチェペはカリに戻り、ミゲルの元に集まると、ミゲルは戦争を宣言する。
シーズン3 エピソード6 名場面ハイライト(評価・解説・考察)
カリのパーティ会場のミゲル一行と、メキシコにいるパッチョは楽しいパーティタイムから一転。
両会場を同時進行で交互に描く、緩急のついた襲撃シーンは同じ会場にいるかのように、臨場感たっぷりに演出される。
シーズン3 エピソード7 「出口なし」 (実話・実在・実録)
パッチョは教会を襲撃し、サラサール家を差し出せ、それまでバジェ北部に平和はないと警告する。
ホルヘは新人DEA捜査官クリス、ダニエルとミゲル逮捕の打合せ。
ミゲルはパッチョ・チェペとバジェ北部と戦争し、コカイン出荷の港を奪還する計画をしている。
ペーニャと大使は、大臣にミゲル逮捕作戦計画を承認してもらうのと、カリ・カルテルに買収されていない、将軍の部隊に協力してもらうように取計らってもらう。
ホルヘは、ミゲルの隠れ家入口に待機する部下のエンリケに、自分が戻るまで監視を頼む。
ミゲルの家の中へ入ると、ミゲルから拘置所にいるヒルベルトの盗聴を内密に頼まれる。
ホルヘは「エンリケに任せてある建物入口の警備に戻らなければいけない」とミゲルに伝えるが、ミゲルにそんな仕事は責任者の仕事ではないからダメだと言われ、夕飯に誘われる。
ホルヘは断れず、建物入口の警備に戻れなくなってしまう。
DEA車両が突入する時間が近づく。
キッチンに行くと、無線機が置いてあり、ホルヘは隙をみて無線のスイッチを切ってしまう(これでエンリケからDEA車両突入の連絡があってもわからない)。
エンリケから車両突入の連絡が入るものの、部屋には連絡が届かない。
ヘリと3台の車両が突入し、ミゲルはあせり、部屋の中に隠れる。
ペーニャとクリス班は屋上から、ダニエル班は建物入り口から上下階から挟み込む。
ミゲル逮捕の家宅捜査が始まると、地元の買収された警察が妨害工作に入る。
寝ているダビドにも連絡が入り、現場へ向かう。
夜中の家宅捜査は、朝まで続いている。
クリスはカリ・カルテルの全取引の帳簿を発見。
ミゲルの部屋、階下の部屋を調べると、ミゲルの部屋だけシャワールームの扉の締まりが悪い。
また、壁とシャワールームの扉までの厚みを調べると、ミゲルの部屋の方が寸法が短い事が判明する(壁が厚くふかされている)。
そのふかした壁の中にミゲルがいるに違いないと確信したペーニャは、壁を壊すように命令する。
壁の中でマスクをつけて潜伏するミゲル。
ダニエルがドリルで壁をが貫き、ふかしてあるのが確認出来ると、ハンマーで壁を壊し始め、いよいよミゲル逮捕・・・!
というその瞬間、寸での所で、カリの検事局により、違法捜査を警告され、家宅捜索は止められてしまう(令状はあるものの住居用でなかった)。
壁から出て来たミゲルは、疲労困憊でマリアに泣きつく。
ホルヘは、DEAの作戦失敗に怒りのクレーム電話をクリスに発信、「このままでは内部の仕業と見なされ、粛正されるから何とかしろ」と言う。
しかし、ペーニャら3人は違法捜査により、ボゴタに呼び戻されてしまい、全く手が出せない状況。
ヒルベルトからミゲルに電話し、自首するように説得するが、散々な目にあっているので言う事を聞かない。
パッチョとチェペは、ロドリゲス兄弟が対立しているのはマズい事と、話しながらも、バジェ北部の港を急襲させる。
ホルヘが家に帰ると、家族は妻の実家に戻ってしまい、家の中には誰もいなかった。
シーズン3 エピソード7名場面ハイライト(評価・解説・考察)
一難去ってまた一難のミゲル。
ヒルベルト逮捕後、組織のトップ代理になったものの、今までは裏方稼業が多く、外交に向かない性格のミゲルには次々と災難が降り掛かる。
そのせいか、温厚だった性格は影を潜み、ミゲルの凶暴性が顔をのぞかせ、やる事なす事裏目に出る。
つかの間の安堵のうちにも、家宅捜索まで踏込まれてしまい、何とか逮捕は免れたものの、ついには兄の言う事にも耳を貸さなくなったミゲルの制御装置は完全になくなり、鬼の形相で暴走が始める。
シーズン3 エピソード8 「共存」 あらすじ・ネタバレ(実話・実在・実録)
ミゲルは昨夜の強制捜査の責任を取らされるべく、道路を監視をしていたエンリケに容疑がかかる。
ホルヘにダビドから連絡が入り、エンリケを連れてくるように命令が入る。
ペーニャは大臣に呼ばれ、作戦失敗からDEAは捜査から外れるように言われるが、捜査での押収品を差し出す。
それは、カリ・カルテルの全取引帳簿だった。
このことにより、作戦失敗は免責となる。
但し、帳簿は暗号化されており、これを解読出来るのはふたりしかいなく、ひとりは会計士のパロマリだが潜伏中のため手掛かりがない。
もうひとりのフラドはアメリカに引き渡しているが、妻の安全が確保出来ないと情報を引き出せない。
そのため、大使からペーニャへフラドの妻クリスティーナを探し出すように命令が出る。
ペーニャは友人に頼るといい、メジデンで新たな麻薬王となったドン・べルナを使って、クリスティーナの場所を特定する。
カリ・カルテルがクリスティーナの保護を任せたのは、コロンビア革命軍だった。
ペーニャはドン・べルナに救出を要請すると、条件はDEAへの無罪放免とカスターニャ兄弟率いるコロンビア自衛軍連合の協力が必要と言われる。
ホルヘは、部下のエンリケの元へ行くと、騒ぎが落ち着くまで潜伏させる。
ホルヘはミゲルにエンリケを見つけ出すと伝えて、昨夜の失態はDEAの通信妨害により無線の連絡が届かなかった、と嘘の報告を入れる。
ミゲルはそれだけでは納得せず、密告者を探し出せと言う。
ダビドはホルヘを疑っている。
ヒルベルトはミゲルが完全に言う事を聞かなくなると、帳簿を奪われフラドから帳簿を解読されるのを恐れているので、フラドの件を息子のニコラスに託す。
エンリケを探しているダビドはエンリケの実家前で待機し、ホルヘをナベガンテの元に行くように指示。
ホルヘとナベガンテはパロマリの隠れ家に着くが姿は見えない。
ダビドは電話を盗聴し、エンリケの場所を特定し、拷問にかけるている。
ホルヘが呼ばれる。
闇夜にヘリで追い込み、暗視ゴーグルで救出する作戦。
エンリケはホルヘこそがDEAとグルだと口を割り、拷問に同席していたミゲルに詰め寄られる。
ダビドがエンリケに銃を向けた時、バイブ音が鳴り響く。
バイブの発信源を調べると、エンリケのポケットからポケベルが出てくる(ホルヘがDEAから預かったものを直前にエンリケに仕掛けたもの)。
これが決定的証拠とされ、エンリケは無実の罪で粛正される。
森の中から、作戦通り救出されるクリスティーナ。
エンリケの件が片付くと、ホルヘはその足で実家に帰ってしまった妻パオラに会いに行く。
無実の罪で殺されてしまったエンリケ。
ホルヘは罪の意識からパオラに泣きつく。
ホルヘは落ち着いた所で、DEA捜査官ダニエルに連絡し、再度ミゲルの場所を密告する。
アメリカで勾留されているカリ・カルテルの洗浄係フラドは、ニコラスが手配したヒットマンにより粛正されてしまう。
空港から戻るとペーニャはフラド粛正の連絡を受け、苦労して保護したクリスティーナが水の泡となり、その場に立ち止まってしまう。
シーズン3 エピソード8 名場面ハイライト(評価・解説・考察)
ホルヘがユダ役としての素質を最高潮に発揮する。
警備責任者に昇りつめ、ボスであるミゲルと2世のダビド。
ボスと部下の間を行ったり来たりするだけでなく、DEAとの交渉、崩壊しかける家庭の切り盛り等をそつなくこなす。
その要領の良さ、能力・警戒心の高さ、したたかさ等全てを兼ね備え、ポーカーフェイスで何度も危険な橋を渡りきってしまう。
挙げ句の果てには、部下が拷問により、口を割ってしまい、自分に容疑がかけられる絶体絶命の場面でも、機転を利かして修羅場をくぐり抜ける頭の回転は一級品。
さすがのユダでも、妻の前では人間的な弱さを露呈しているシーンを観ると、ますますホルヘに感情移入してしまう人情溢れる愛すべきキャラクター。
シーズン3 エピソード9 「大統領の買収」 あらすじ・ネタバレ(実話・実在・実録)
ヒルベルトの会話の相手はパッチョ。
ミゲルはよくやっているが限界があり、自首を勧めるものの、パッチョはサラサール家に借りを返さなければいけないと答える。
これを聞いたミゲルは、エメオに贈り物を届け、電話をくれというメッセージをつける。
ペーニャはクリスティーナを奪還したのに、本来の目的であるフラドがタイミングを計ったかのように暗殺されてしまい、政府関係者にカリ・カルテルの協力者がいると確信し、大使に大臣こそがその人物であると告げる。
大臣は証拠があるのかと聞き、証拠がないなら、問題の数々により任務を当局へ引き継ぐようにペーニャに指示し、17時までに済ませるように伝える。
17時までの猶予があるペーニャは最後のチャンスにミゲル逮捕を賭ける。
クリスとダニエルから新しいミゲルの隠れ家を聞いたペーニャは、再度将軍にミゲル逮捕の協力を仰ぐ。
強制捜査の後、ミゲルの護衛は2倍に増えたので、突入ではなく、移動中に逮捕する作戦をたてる。
ミゲル逮捕作戦の会議が終わると、ホルヘは妻パオラの元に戻り、武装準備とDEAが来たら一緒に逃げるように伝える。
ミゲルはヒルベルトのやり方を変えて組織運営するため、ふさわしい見返りをパッチョとチェペに渡す。
納得したふたりは部屋を出て行く。
ペーニャは大臣との面談で夕方に報告書を渡す取り決めをし、それとは別に協力者からミゲル潜伏の情報が入ったので、逮捕に動いているとカマをかける。
さっそく、ミゲルへボゴタの友人からDEAが逮捕に向かっている情報が伝わる。
ホルヘからクリスへ情報が漏れている連絡を受け、クリスからペーニャに情報が戻る。
ミゲルが移動するのを見計らって、移動中に逮捕作戦が決行される。
ペーニャは記者アルベルスに会い、大臣がカリ・カルテルに買収されていると伝え、証拠は機密がカリ・カルテルに漏れている事と話す。
アルベルスからも、カリ・カリテルの金が大臣の選挙資金に使われたと、証拠を見せられる。
ダビドはホルヘこそが密告者の真の正体だと疑い、調査を進めていたところ、ついに決定的証拠を掴む。
防犯カメラにDEA捜査官の隠れ家に出入りするホルヘを見つけたのだ。
ダビドからミゲルにその情報が伝わる。
ホルヘの妻パオラの実家を見張っていたダニエルは、ダビドが襲撃にくると、クリスに連絡。
クリスのチームは、ダビドにバレたので、ミゲルに呼ばれたホルヘを助けに行くため、ペーニャに許可を取り突入する。
将軍にもクリスのチーム突入の連絡が入る。
ホルヘがついに裏切り者としてミゲルに縛り上げられる。
ダニエルは保護に向かい、一足早くパオラと合流し、ダビドを迎え撃つ。
ミゲルがホルヘを粛正するギリギリのタイミングでクリス達が踏込む。
ミゲルはエレベーターから逃げて、車両で逃走中、将軍の車が突撃する。
ミゲル逮捕。
ペーニャは、大使へミゲル逮捕の報告と共に、大臣・大統領の選挙戦の献金がカリ・カルテルの資金から使われた証拠を示す。
驚くべき事に、大使から大統領とヒルベルトの献金に関する盗聴テープを聞かされる。
ヒルベルト逮捕時と同様に、ミゲル逮捕の実写映像に切り替わる。
カリ・カルテルは大統領すらも買収していたという事実を受けて、ペーニャはこれでは逮捕・勾留しても、釈放されてしまう事がわかり、はじめから無理だったと絶望する。
プールサイドで、パッチョは弟のアルバロに自首はするつもりだが、その前にやる事があると話す。
チェペは食事中に警官が来て、食事が終わると自首する。
ペーニャは、カリ・カルテルの組織図にバツ印をつけずに立ち去る。
シーズン3 エピソード9 名場面ハイライト(評価・解説・考察)
エピーソード9は全部ハイライト。
伏線が一気に回収されて、ゾクゾクが止まらない。
カリ・カルテルの友達とは大臣だった事が判明し、機密が垂れ流しでペーニャに戻るタイミングを計り、逆に裏の裏をかく逮捕劇等、カタルシスのオンパレード。
それだけではなく、カリ・カルテルは大統領すらも買収していたという驚愕の事実が判明し、とんでもないスケールの大きさを見せつけ、物語は最終エピソードになだれこむ。
シーズン3 エピソード10 「再びカリへ」(実話・実在・実録)
サラサール家を襲撃し、将軍に自首するパッチョ。
ミゲル、パッチョ、チェペの実写映像が流れるが、4人はボゴタの刑務所で優雅に乾杯している。
ミゲルからダビドに電話で、パロマリを探して始末する事、マリアの面倒をみる事、エメオに気をつける事、と連絡が入るが、ダビドはマリアをさっそく冷遇する。
ペーニャは、カリ・カルテル幹部を起訴に持ちこみたいので、どうしてもパロマリの証言が必要だった。
潜伏中のパロマリを追うのに、ホルヘからパロマリの妻パトリシアは職場不倫をしていると聞き、職場へ訪れる。
不倫相手はフレディ・モカという若い男。
ペーニャがフレディ・モカに接触すると、知らないと一点張りで通すも、ペーニャが帰ると、パトリシアに電話を発信。
そこをホルヘが拾い、パロマリの居場所を特定する。
マリアはダビドに冷遇されると、エネオに泣きつく。
フレディ・モカはダビドにお互いのために協力しようと持ちかけるが、痛めつけられる。
パロマリ邸にペーニャらが保護に来る。
ホルヘはペーニャらを車で待機していると、ナベガンテが乗込んで脅しにかかってくるが、ホルヘは返り討ちにする。
ダビドは、ナベガンテがパロマリの始末に失敗した事を聞き、自ら空港へ向かおうとするが、レストランを出た所で、バジェ北部に粛正されてしまう。
パロマリをアメリカに逃亡させ、証言させるも、コロンビア政府に証言内容を否定されてしまう。
司法の力が及ばないと落胆したペーニャは、最終手段を取る・・・告発だ。
記者アルバロスに真実を発表させた。
暴かれた麻薬国家コロンビア。
ペーニャは辞表を提出し、コロンビアを去る。
カリ・カルテルの帝国は崩壊、4人の幹部らはそれぞれの末路を辿る。
ペーニャは麻薬戦争の真の敵ーメキシコーと戦う時がきたと知らされ、ペーニャの辞表は取り消されていた。
しかし、ペーニャは父の元に戻り、やり切ったから終わりだと言った。
シーズン3 エピソード10 名場面ハイライト (評価・解説・考察)
ピークはエピソード9だったように思うが、最後までキレイに収まっている。
メデジン・カルテルが2シーズンだったのに対し、カリ・カルテルは1シーズンなので、もっと観たかったし、尺がどうしても足りないのが残念。
冒頭のパッチョのサラサール家の襲撃、幹部4人とホルヘの最後がさっぱりし過ぎており、もっと膨らませて欲しかった。
しかし、カリ・カルテル編の個性豊かなメンバーを矢継ぎ早に見せ場をつくる演出、豪華なキャスト、実話ベースが複雑に絡み合うストーリー、それらをまとめきった編集等、大変素晴らしい。
個人的には、シーズン3が最高傑作なので大絶賛の拍手を送りたい。
次はメキシコという予告もあり、ナルコスは最後まで本当に楽しみ。
まとめ
・シーズン3 エピソード1〜10 あらすじ・ネタバレ(実話・実在・実録)
・シーズン3 エピソード1〜10 名場面ハイライト(評価・解説・考察)
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